内容説明
選択、決断、行動。「見えない世界」が見えるワザ。教師と子どもを救う新提言!子どもたちは、何を目的として行動しているのか。どのような状況下で、不適応行動を起こすのか。
目次
第一章 子どもの行動の思いがけない理由
第二章 見取りのモノサシを磨こう
第三章 見取りのモノサシを深めよう
第四章 行動分析学のツールを手に入れよう(1)
第五章 行動分析学のツールを手に入れよう(2)
第六章 モノサシとツールを使いこなせる姿を目指して
著者等紹介
渡辺道治[ワタナベミチハル]
通算500回以上の講演活動、福祉施設や医療施設での演奏活動、書籍・雑誌・新聞等の執筆活動を展開する。ユネスコやJICAによるアジアを中心とした国際交流事業や、初等教育算数能力向上プロジェクト(PAAME)においてアフリカの教育支援にも携わるなど内外において精力的に活動中。2023年からはアメリカ・ダラス補習校の学習指導アドバイザーにも就任。2024年から「教え方の学校」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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家主
3
38A 最初のジャンタイさんの事例が、つかみとして非常にわかりやすい。また、単につかみとしてだけではなく、全体を貫く具体例として有効に機能している印象。お母さんを叩くのをやめない幼子に、どのような策が有効か。言葉で丁寧に目を見て言って聞かせることが、必ずしも有効とは限らない。それが強化子(報酬)のように作用していることを見抜くものさしがすごい。ABC分析で、行動の前後にどのような変化があったのかを確認。渡辺道治先生の本は、もっと読んだ方が良さそうだ。2025/06/14
かるー
1
見えない不安と向き合う。一流の教師がいつ学級崩壊するか分からない。夢にも見る。などと言っているのを時々耳にする。これは見えないことの不安といつも隣り合わせであることだ。人の心は決して覗き見ることはできない。だけど、表出する行動から分析することはできる。知識は世界を広げてくれるものというが、この本で応用行動分析学の知見は人の見えないところを垣間見るヒントになるんじゃないかと思う。知っているだけじゃダメ。使いこなし、技能化させていきたい。2025/02/10
寺口大貴
0
★★★★★ 見取りのモノサシとツールは教師として必ず身につけておかないといけないもの。 注意喚起行動をしている子どもに対して、スルーできずにかまってしまっている自分に反省。2025/07/22
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