出版社内容情報
心臓のリズムが不規則になる不整脈。脈がはやくなる頻脈、遅くなる徐脈、急にとんだり抜けたり、大きくなったりするように感じられる期外収縮など、脈拍が乱れることの総称で、一言で不整脈と言っても原因や症状はさまざまです。なかには注意が必要なものもあります。
本書は心房細動、心室細動、そのほかの不整脈について、基礎知識、原因、心電図などの検査、診断、治療が必要か、どのような治療を検討すべきか、悪化・再発させないための生活上の工夫などを、豊富なカラー図解とともにわかりやすく解説しています。薬物治療をはじめとする保存治療、カテーテルアブレーションなどのカテーテル治療、ペースメーカーやICDなどの植込み型デバイスなど、それぞれの治療についても紹介しています。
内容説明
専門医がくわしく図解。最新の病気知識と正しい対処法。
目次
第1章 不整脈とは(不整脈かな?と思ったら;心臓・脈拍のしくみ ほか)
第2章 受診と診断、治療(専門科を受診しよう;不整脈診断のための検査 ほか)
第3章 不整脈の薬物療法(治療法選択の考え方;不整脈を薬で治療する ほか)
第4章 不整脈の非薬物療法(どんなときにどんな治療?;心房細動へのカテーテル治療 ほか)
第5章 日常生活でできること(日常生活のなかでの工夫;睡眠の質をよくする ほか)
著者等紹介
山根禎一[ヤマネテイイチ]
東京慈恵会医科大学附属病院循環器内科教授。1986年浜松医科大学卒業、1986年東京厚生年金病院、1991年東京医科歯科大学大学院、1995年土浦協同病院循環器センター、1999年仏国ボルドー大学オーレベック循環器病院留学、2006年東京慈恵会医科大学循環器内科准教授、2014年東京慈恵会医科大学循環器内科教授。診療専門領域・研究領域は不整脈(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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