内容説明
動物の解放、植物の解放、すべての生命の解放を!虐げられ、殺され、食われる無量の宇宙である家畜たちは思凝霊(しこりがみ)となって人類に襲いかかる!全廃しない限りこの惑星に平安など訪れるはずはない!太田龍が生前最も伝えたかった結論がついによみがえる!
目次
序章 トーテミズム―野生の思考
第1章 肉食―人類の食律違反とその結末
第2章 人類史と家畜制度の関係
第3章 家畜制度の歴史
第4章 西洋と東洋の家畜との関わり
第5章 人間の自己家畜化と人類の退廃
第6章 自由人の食律と家畜制度全廃論
第7章 宗教と家畜制度の関係
第8章 家畜制度と哲学、科学の関係
第9章 工場的家畜制度の歴史と現状
第10章 遺伝子工学と動物実験―家畜制度の最前線
第11章 ヨーロッパ・エコロジー運動の現状と日本の課題
第12章 肉食の生理学と病理学
第13章 家畜制度と地球生態系の破壊―動物解放への序説
付章1 「動物実験」の歴史と現状
付章2 国家はどのようにして生まれたか―マンフォード『機械の神話』によせて
著者等紹介
太田龍[オオタリュウ]
1930年樺太生まれ。東京理科大学中退。1985年以降、エコロジー運動、食の革命(たべもの学)、家畜制度廃絶を土台とする日本原住民史、世界原住民史、天寿学体系構築に着手。また1992年以降、ユダヤ・フリーメーソンを中核とした超巨大勢力による新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)構想の危険性を看破し、警鐘の乱打を続けた。天寿学会、文明批評学会、週刊日本新聞、日本義塾を主宰。海外の貴重文献を渉猟し、精力的に日本に紹介した。2009年5月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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