内容説明
3万6000年前の日本列島に誕生した世界最古の象形哲学が、不調和文明の限界点を突き破る!人類の平和な未来へのお手本がここにある。「日本の神髄」を著した名作、待望の新装版。
目次
序章 日本精神の深層に迫る―神道、禅、型文化に潜む縄文の型
第1章 縄文の哲学―日本人の心を築いた軸的世界観
第2章 円の心―円は軸的世界観を生み、和心を培った
第3章 型の心は軸にある―壁原理の現代社会が失った軸の原理
第4章 日本伝統民家の心―太古を今に結ぶ家という宇宙
第5章 和空間がもたらす社会原理―和のアニミズムはいかに社会を形作ったか
第6章 未来のための太古の原理―人類最古のアニミズムに学ぶ
著者等紹介
千賀一生[チガカズキ]
作家。教育家。舞踊芸術家。その他、多方面の活動を行っている。無形文化の研究家としての側面をもち、物証や文献からは見えてこない文化的歴史を無形文化に潜む歴史的記憶から明らかにする試みを続けている。近年は、日本文化と日本伝統建築の精神の復活にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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