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「食」の図書館
パンの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562049370
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ふんわり/ずっしり。
丸い/四角い/平たい。
変幻自在のパンの中には、よりよい食と暮らしを追い求めてきた人類の歴史がつまっている。
多くのカラー図版とともに読み解く人とパンの6千年の物語。
世界中のパンで作るレシピ付。

内容説明

ふんわり/ずっしり。丸い/四角い/平たい。変幻自在のパンの中には、よりよい食と暮らしを追い求めてきた人類の歴史がつまっている。多くのカラー図版とともに読み解く人とパンの6千年の物語。世界中のパンで作るレシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次

序章 パンとは何だろう
第1章 パンのあけぼの
第2章 階級のしるしとしてのパン
第3章 味を決めるもの
第4章 世界パン紀行
第5章 21世紀のパン作り

著者等紹介

ルーベル,ウィリアム[ルーベル,ウィリアム] [Rubel,William]
雑誌などで精力的に活動しているフードライター。11歳の少年の頃から自分でパンを焼いてきたという経歴の持ち主で、この10年間パンの歴史に関する研究を重ねてきている。暖炉で作る料理について書いたThe Magic of Fire:Hearth Cookingが、食のオスカー賞とも呼ばれるジェームズ・ビアード賞の2003年度書籍部門にノミネートされた。アメリカのカリフォルニア州サンタクルス在住

堤理華[ツツミリカ]
神奈川県生まれ。金沢医科大学卒業。麻酔科医、翻訳家、現同大学看護学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

28
メソポタミアは宮廷用パンのレシピだけがあり、古代エジプトではパンの外見図だけがあり、古代ギリシアにはパンを食べたという記述はあるという。なかなかかゆいところに手が届きません。ビール屋と二人三脚で歩んだパン屋はビール酵母と発酵の関係だが、フランスはワイン方面に行ったのでルートがちょっと違うとか。世界のパンめぐりコーナーでは文化の違いが鮮明になるし(日本に近いのはメキシコ)、欧州の古くなっても食うVS米国の古いのイヤとか、カソリックと東方正教会では最後の晩餐のパンの種類も違うそうな。(正教会では平焼きパン)2018/12/08

秋良

17
実は長い歴史のある食べ物、パン。どんなパンを食べるかで社会的ステータスや出身が分かるらしい。東方正教会とカトリックで、最後の晩餐に食べたパンの種類が違うというのに驚き。だってブッダがタイ米食べてたかジャポニカ米食べてたか仏教徒は気にしない。2021/01/08

こぽぞう☆

17
「食の図書館」シリーズ。新石器時代から始まったパンの歴史。現代の日本で主に目にする小麦粉の白いパンはかつては富裕層のものだった。とくればハイジを思い出す。ローフブレッド(日本で言えば食パン、フランスパンを含むような塊から切って食べるようなタイプ)をメインに歴史だけでなく、欧米を中心に各地でのパンの現状、未来を語る。このシリーズ、たいてい日本に言及しているのだけど、本書はまったく触れてない。ダイエット中で特に糖質は控えているので、パンをすごく食べたくなった。2017/03/04

にく9

16
タイトル通りの本。人類とパンの歴史。サピエンス全史でも小麦と人類の関わりを説明していたので併せて読んだら理解が深まるかと思う。2019/08/21

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

9
原書は2011年の発行のようですが、日本のパンについてまったく触れられておらず。海外の人が歓喜するという日本の白くて柔らかいパン、あれは小麦粉文化の世界では特異なものなのかな。ベーグルがいつのまにか存在感を増したように、日本の食パンとかあんぱんとかジャムパンとかってものもひとつのジャンルとしてワールドワイドに確立されても良さそうなもんだけど、気候の問題なのかしら。このシリーズは続けて読んでいこう。2019/09/23

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