内容説明
今日は子供たちの研修遠足。子供たちが年に一度、人間界に行ける特別な日。大人にならなければ勝手に行くことができない人間界に行けることで子供たちの顔はみな、興奮して上気していた。ミエミエ草を食べると、妖精たちの体は倍くらいの大きさになって人間にも見えるようになり、言葉も交わせるようになる。けれど、そのためにはいくつもの注意事項があって、子供たちに重々言って聞かせるのだが、それを聞いていない子供たちがいて、大変なことが起きた…
著者等紹介
〓草洋子[タカクサヨウコ]
日本画家(日本美術家連盟会員)、文筆家、食養料理研究家。1950年6月9日富山県に生まれ、5歳で東京浅草に転居。18歳で水墨画を佐藤紫雲に師事、毎日新聞水墨画教室講師を務める。21歳で日本画を上野泰郎に師事、以後1~2年に一度、グループ展・個展を開催。2009年「おこめキッチンらぽーむ」を開店。店長として勤務。画業、子育てのかたわら文筆活動も始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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