内容説明
中国政府によるジェノサイド(民族の破壊)が進む東トルキスタン。絶望的状況を伝えるべく来日したウイグル人研究者によるウイグルの「独立国」としての歴史、現状、そして未来への考察。
目次
第1章 ウイグル略史
第2章 中国の民族政策
第3章 ウイグル自治区における諸問題
第4章 民族自決の法的概念
第5章 「少数民族」弾圧の根源
第6章 対応策と今後
著者等紹介
モハメド,サウト[モハメド,サウト] [Muhammad,Sawut]
1977年、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)のウルムチ生まれ。中国で学業を終えた後、ウルムチの国営鉄道会社に勤務、2009年にウルムチ事件を経験し、出国を決心。2016年に来日した。徳島大学総合科学部研究生を経て、2021年、徳島大学大学院修了(修士)。その後、日本ウイグル協会に勤め、現在、理事。日本を中心にウイグル人の人権活動、異文化交流などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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