中国牛鬼蛇神録―獄中の精霊たち

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中国牛鬼蛇神録―獄中の精霊たち

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  • サイズ 46判/ページ数 533p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784867350218
  • NDC分類 222.077
  • Cコード C0098

内容説明

「中国は何処へ行くか?」を執筆した俊英高校生が10年間の獄中生活を共にした面々との記録を通じて描いた文化大革命時代の中国。偉大な経済学者の文革体験&聞き書き。

目次

「中国は何処へ行くか?」とは何か―「楊曦光」から「楊小凱」へと改名
長沙市の「左家塘」看守所に二年拘禁
凄腕のスリ・羅綱
企業家だった「めくらの廬」
処刑された地下革命家・張九龍
「土匪の向」という男
「紅色怒火」の一兵士・毛火兵
「粟異邦」という同名二人の運命
長沙一中の友・「聯動分子」の程徳明
二人の「聖人君子」〔ほか〕

著者等紹介

楊曦光[ヨウギコウ]
楊小凱。1948~2004年。本名、楊曦光。経済学者。湖南省長沙の名門校「一中(中高校)」の高三(19歳)の時、自派紅衛兵の悲惨な下放の実態に関する詳細な調査に基づき「中国は何処へ行くか?」を書き上げた。これは香港を通して世界各国に知られ、幅広く注目を集めたが、彼自身は「現行反革命」で懲役10年の刑。楊曦光の父は大躍進政策を進めた毛沢東への批判に名を連ねていたため左遷。母は文革期に迫害の中で自殺。楊曦光は釈放されても反革命分子の名前が知れわたり就職できないため幼名の「楊小凱」を再び用い、印刷工場校正係、中国社会科学院計量経済研究所、武漢大学助教を経て1983年に渡米し、88年にプリンストン大学で博士号を取得し、オーストラリア・モナッシュ大学教授。2002年に受洗し自由な信仰を起点に自由な個人、自由な秩序、自由な制度というステップを構想。2004年に帰天。中国語と英語による経済、政治、文革に関する論文・著書は多数

劉燕子[リュウイェンツ]
現代中国文学者。大阪市立大学大学院修士(教育学)、関西大学大学院修士(文学)。神戸大学等で教鞭を執りつつ日中バイリンガルで著述・翻訳。編著訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

16
中国の文化大革命時に造反派の政治犯として10年投獄された著者による回想録。主に獄中で出会った囚人たちとの様々なエピソードが中心。反革命分子として看守所に拘禁される際、獄房に入ったとたん強烈な異臭が鼻をつくとの件からして本書の生々しさの一端が窺えた。比較的裕福であった政治犯と、社会の底辺を経験してきた刑事犯では厳しい獄中生活での対応力に差があるようだ。「革命」と「反革命」は、どっちに転ぶかは時々の政治の状況次第と見受けられる。「法治国家」ではなく「人治国家」の怖さも本書の重要な主題であろうか。2022/11/23

やご

0
著者曰く、中国版「収容所群島」の記録です。著者は1948年に中国共産党高級幹部の子として生まれ、文化大革命時に「造反派」として活動し、1968年に「反革命」の罪で逮捕されて10年間獄中の人となりました。釈放後、経済学の研究に打ち込み、これが認められてアメリカへ留学、博士号取得、さらにオーストラリアに渡って大学教授となり、2004年に逝去しています。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1250.htm2022/03/13

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