内容説明
臓器提供者は誰なのか。美談報道の裏で起きていた戦慄のジェノサイド―中国医療の闇をあばくＳＭＧネットワークからの渾身の告発書。
目次
第１部 １０日間で心臓４つ―フジＴＶ「命のリレー」美談報道を再検証する（漫画 誰の心臓…？；はじめに フジＴＶ「とくダネ！」報道にＳＭＧネットワークはどう対処したか；“美談”報道に騙されてはならない―中国への帰国移植；ジャーナリズムがショーと化す時；「検査装置に漢字のロゴが…」藤田医科大学病院＆愛知県と中国の熱すぎる蜜月；藤田医科大学病院と愛知県は、中国臓器ビジネスの実態を知っているのか）
第２部 世界が怒りの声を上げ始めた―中国「臓器狩り」犯罪包囲網（英国 ２０１８‐２０１９＠ロンドン「中国“臓器狩り”民衆法廷」に集まった証言者の声；英国・米国 証言から立法へ―立ち上がる英国の貴族院議員たち・米国臓器収奪停止法案；ウイグル メガサイズの人体実験場―ウイグルでの個人的な体験からの考察；アジア 韓国・台湾に大きく遅れをとった日本の医療虐殺対応；日本 日本の医学・医療界で「中国臓器狩り」問題を明らかにすることができない理由）
中谷元議員インタビュー 中国の人権弾圧にマグニツキー法の楔を！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古本虫がさまよう
3
テレビのワイドショーで報じられた「中国への帰国移植」云々の美談の背景にある「臓器移植大国」の闇について、大高さんや野村さんや三浦さんなどの告発レポートが掲載。日本では臓器移植がままならないのに中国ではすぐに手術が可能になる‥‥。その背景には死刑囚の臓器を安易に取り出したりといった文明国家ではちょっと考えられない野蛮なシステムがあってこその話。そういう「闇」を暴いている。そういった実態は、ムカイダイスの『在日ウイグル人が明かす ウイグル・ジェノサイド』 、清水ともみの『命がけの証言』でも描かれていた。2021/03/28
hakofugu
0
★★★☆☆2021/11/12
