内容説明
「中国を変えたのはデモクラシーではな“富”である」。中国が世界覇権を握る日が目前に。武漢ロックダウンから1年。コロナ禍で加速する中国の世界進出を描く渾身のレポート。
目次
第1部 新型コロナウイルスが直撃した中国(中国の体制問題と国民の心境の変化;逆転する先進国と中国の関係)
第2部 民主と独裁、米中の価値観の対立(西側と中国、世界に2つの価値観;ポストコロナで変わる世界;香港問題と中国)
第3部 中国が変える世界のビジネス環境(デジタル覇権と中国;アジアで起きる地殻変動;東洋に共通する価値観を考える)
著者等紹介
姫田小夏[ヒメダコナツ]
1967年生まれ、東京都出身。フリージャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。1990年代初頭から中国との往来を開始。上海と北京で日本人向けビジネス情報誌を創刊し、10年にわたり初代編集長を務める。約15年を上海で過ごしたのち帰国、現在は日中のビジネス環境の変化や中国とアジア周辺国の関わりを独自の視点で取材、多数の媒体で執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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