出版社内容情報
「ゲームばかりして、いい加減にして!!」
本書を手に取られたあなたは、一度や二度、もしくは毎日のように、
子どもにそう声を張り上げていらっしゃるのではないでしょうか。
分かっているけど言いたくなるし、ついついイライラして言ってしまう。
私がそういう方にいつも聞く質問があります。
「それを言って、お子さんは勉強にがんばるようになりましたか?」
「うるせー!」とか、「そんなにまだやってないし!」とか反発されるなら分かりやすいですが、
中には、ストレスを抱えながら親が見ている時にだけ勉強をしているフリをする子どももいます。
結論から言えば、仮にゲームをやめさせることができたとしても、
子どもが自分から勉強し始めることは100%ありません。
仮に、親が「勉強しなさい!」と言って、子どもが勉強を始めたとしても、
「勉強すればいいんでしょ!?」と言わんばかりに、
親を黙らせるために勉強をしているだけ。
知的好奇心や、自分の学力を上げるための気持ちは微塵もありません。
実は、子どもが変わる秘訣は、親子のコミュニケーションにあります!
本書の表のテーマは、
「子どもにいくら言ってもゲームもやめないし、勉強もしない」という
親の悩みをスッキリさせ、ストレスから見事に解放させること。
そのために書いた本です。
そして、裏のテーマは、勉強嫌い、学校嫌いの子どもが主体的に勉強をしだし、
自分の意志で進路を決めていけるようになること。
そのために必要なポイントを書いた本なのです。
内容説明
「ゲームばかりして、いい加減にして!!」「それを言って、お子さんは勉強をがんばるようになりましたか?」ゲームっ子に悩む親が安心できる「新・教育法」
目次
第1章 ゲームをやめさせても、なぜ子どもは勉強しないのか?
第2章 ゲーム依存症の正体
第3章 本当の問題は、ゲームではなく親子関係にある
第4章 学校の勉強の前に必要な「学習の素地」の育て方
第5章 子どもの人生全てを学びに変える「自律学習」
著者等紹介
佐伯和也[サエキカズヤ]
1985年生まれ。大阪府羽曳野市出身。株式会社BASE Communication代表取締役。神戸大学大学院電気電子工学専攻修了(修士)。株式会社チームフロー主宰プロコーチ養成スクールを修了。幼少期からゲームが好きで、中学時代には1日10時間以上ゲームをやりつつ、学年トップの成績を収める。その後、学区で偏差値最上位の公立高校へと進学し、神戸大、同大学院へと進学、大手ITコンサルティングファームへと就職する。在職中に、株式会社チームフローにてメンタルコーチングを学ぶ。現在では「家庭を子どもの安全基地にする講座 BASE」を開催。また、講演会などでは「遊びの解放」について伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。