出版社内容情報
社員が楽しくなければ会社じゃない!!
「儲かる」より「社員のやりたい!」を実現させた現場力!
儲けではなく「社員の幸せ」を何より大切にするという
そのオンリーワンな経営手法に
世間の関心が高まってきている株式会社要。
理想論ではなくきちんと現場で実践、仕組み化できている。
そして企業として大きく成長しているところが
まさに要のオンリーワンなところ。
本書はその創業者で、代表取締役である田中恵次氏が
要流・夢応援経営のすべてを余すことなく語りつくした一冊。
著者の田中さんの言葉で本書の魅力を紹介します!
***
僕がつくった『株式会社 要(かなめ)』はIT企業です。
けれど、『要』ではメイン事業のほかに、
例えば次のような事業も手掛けています。
●ネパールのコーヒー農家の支援とヒマラヤンコーヒーの輸入販売
●北海道・北見市での地域活性化事業
●ニュースサイトの運営(100%子会社)
●『任天堂Switch』用のゲーム開発
●薬物依存症の回復プログラムへの活用を目指したアプリの研究・開発
●アイデアプラットフォーム『妄想商品マーケットM(モ)ouMa(ウマ)』の開発・運営
……等々。
ITとは畑違いの事業を始めた理由は、ただ1つ。
社員が「やりたい!」と提案したからです。
僕は、社員が自分の夢を叶え、
世の中全体にハピネスを広げるために
『要』を使ってほしいと思っています。
そして今、『要』で夢を実現している社員は、
自分の能力を発揮するチャンスを求めていた女性、
LGBTの方、
人生で一度しくじったけれどスキルを活かしてやり直した方など、
ほんとうに多種多様。
「自分のやりたいことができない」と悩む社会人の方へ。
「面白い会社や自分の夢を叶えることができる会社が見つからない」と
悩む学生の方へ。
本書には、
「どんな人にもチャンスがある会社があるんだ!」
「やりたいことがある人ほど面白い組織が実在する!」と、
悩みをやる気に変える気づきが詰まっています。
***
事例、実例満載で現場の魅力が凝縮された一冊です。
若手ビジネスマン、マネージャー、経営者そして就活生――
令和時代のビジネスにかかわるすべての人、必読の一冊です。
【本書の内容】
序章 会社は社員の〝夢実現?の場
第1章 職場をエンタメ空間に
第2章 「儲かる」より社員の「やりたい」
第3章 人間、いつだってやり直せる!!
第4章 正真正銘のフラット組織
第5章 妄想すること、忘れてませんか?
目次
序章 会社は社員の“夢実現”の場―僕が『要』を経営する理由
第1章 職場をエンタメ空間に―“企業文化”IT企業×元ディズニー社員
第2章 「儲かる」より社員の「やりたい」―“存在意義”IT企業×社員の「やりたい!」
第3章 人間、いつだってやり直せる!!―“人間観”IT企業×再チャレンジ
第4章 正真正銘のフラット組織―“組織論”多様な人材×心理的安全性×ワクワク
第5章 妄想すること、忘れてませんか?―“未来創造”妄想ネットワーク×イノベーション
著者等紹介
田中恵次[タナカケイジ]
1970年生まれ。東京都墨田区出身。子どものころは野球に明け暮れる。王貞治、荒木大輔に憧れ、早実高出身。早大法学部では自由を謳歌しすぎて6年がかりで卒業し、フリーター経験を経て26歳で社会人デビュー。未経験からプログラムを習得し、プログラマーの道を歩み出す。その後、結婚し、ソフト開発会社では役員を務めるなど順調なキャリアを歩むが、その一方で、私生活では問題を抱え、32歳のときにギャンブル依存症の治療につながる。リーマンショックを転機に、2010年株式会社要を設立、同社代表取締役に就任。以後は、自身が失敗から立ち直ることができたことへの恩返しの意味もあり、IT未経験者や人生に一度つまずいた人材を積極的に採用。また、地方活性化事業や国際貢献、依存症患者の回復支援システムの開発など、社会貢献や社員一人一人の夢を叶えることを強く意識した独自の経営を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。