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内容説明
新型コロナウイルス感染症は、医療資源や人材が薄く広く分散されたわが国の医療提供体制の脆さを直撃した。財源的背景も厳しさを増すなか、医療の構造改革や地域医療構想における公立病院の役割明確化は急務であり、経営形態の見直しはその対応に向けた最重要事項の1つである。本書の極めて実務的かつタイムリーな解説は公立病院改革の大きな支えになるだろう。
目次
第1部 公立病院のための地方独立行政法人設立・運営マニュアルQ&A(地方独立行政法人の設立・移行準備;病院管理の視点から見た医療マネジメント;施設基準の正しい理解と適時調査への対応 ほか)
第2部 事例から学ぶ公立病院の再編統合・経営効率化(地方独立行政法人化により経営危機から脱却 さんむ医療センターの病院改革;県立病院と市立病院の再編統合から13年 山形県・酒田市病院機構が目指す地域の未来;施設基準管理システム「iMedy」を活用した業務効率化 ほか)
第3部 地域における公立病院の役割とコロナ後の経営改革(公立病院に求められる職員の意識改革 これからの時代の経営のあり方とは;コロナ後を見据えた制度改革を推進 病院の役割分担と連携強化が急務;進むデータヘルス改革 個人の健康管理はどのように変わるのか)