内容説明
時代の先を走り、時代と共に並走し、時代に後れを取ることもありました。通勤で、通学で、旅行で、多くの人たちと出逢い、別れがありました。たくさんの笑顔と涙の物語を作ってくれてありがとう、私たちは日高線を決して忘れない。軋む、唸る、走る…その姿、感謝の気持ちで、記憶の奥に。
著者等紹介
番匠克久[バンショウカツヒサ]
1965年生まれ。関西学院大学卒業。2006年写真集「汽憶」(エムジー・コーポレーション)。北海道で情緒ある鉄道風景を撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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くらーく
2
写真が奇麗です。良く色が出ているなあ。番匠氏と北海道新聞社とアイワードの成果の結晶だろうねえ。 北海道に生まれ育った身だけど、一度も日高本線には乗った事が無かったなあ。風景が奇麗だけど、それは昔を懐かしむノスタルジーであって、開発が進んでいないという事ですよねえ。スイスの観光では、観光のために風景を維持するために農家等に補助金をだしているとか。日高線周辺は十分そのポテンシャルはあるよなあ、たぶん。 日本の風景維持も考えられないかねえ。。。アフターコロナを考えてさ。2021/08/04
kaz
0
まさに長閑な路線で、のんびり旅をするには嬉しいが、採算をとるのは確かに難しいだろう。馬や昆布など、その地ならではのものがうつっているのも嬉しい。図書館の内容紹介は『令和2年10月27日、翌年4月1日をもって、JR日高本線鵡川~様似間の廃止が決定された。自然災害で不通となった鉄路を復旧せずに廃止する、という運命をたどることになった日高線の魅力を振り返る』。2021/08/31
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