出版社内容情報
犬と猫が好きなことから、獣医のドライバーアルバイトに応募した宇多川ソラ。そこで待っていたのは、牛や馬などの家畜を専門に診る、産業動物臨床獣医師・三海佑だった。ある日の診察で、三海は病気の牛に悩む農家に対して「もう治せません」と告げる。農家を突き放す言葉に驚く宇多川だったが、そこには三海の農家に対する想いがあって--。牛乳、肉、卵…。私達の食卓を守る農家と産業動物臨床獣医師の二人三脚物語。心揺さぶる畜産医療ドラマ!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
★★★★★主人公が挑むのは犬猫のペットではなく、牛豚の家畜を診る獣医師の世界。巨大な牛を相手にする命がけの診察や独特な器具の使い方、農家との泥臭い人間関係など、知られざる現場のリアリティが抜群の説得力で描かれてます。ペット診療とは異なり、「治すための費用が利益を上回ってしまう場合、どう判断するか」といった経済動物ならではのシビアな現実に直面します。そんな理想論だけでは語れない葛藤と、その中で最善を尽くす主人公のエゴと誠実さに胸を打たれました。…バイト青年との掛け合いも魅力的で、早くも2巻が待ち切れません。2026/07/27




