出版社内容情報
8年の歳月を経て、フィレンツェへと帰ってきたアルテ。戦火の爪痕が色濃く残るその街で、彼女は最愛の師・レオの姿を捜し求める。
一方その頃、帰る家もなく、わずかな配給で飢えを凌ぐ日々を送っていたレオの体は、すでに限界に達しようとしていた。
「いつか会える」----。
その言葉を支えにそれぞれの場所で懸命に生き抜いてきたアルテとレオ。ついに、運命の再会が訪れる。
アルテがレオに伝えた""想い""とは--。感動の本編最終巻!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
12
★★★+ 完結。2025/08/24
たこまんま
2
ぶっちゃけだいぶサクッと終わったな、という印象が最初に来てしまったがこれ以上続ける筋書きも無さそうなのでここらへんが落とし所と感じた。まあアルテが幸せを掴み取ったので良しとします。番外編がまだあるらしいのでそこで新婚編を期待します2025/08/29
ちょろちょろ鼠
1
終わったかぁ。最初のスピード感とわくわく感が最後まであると良かったんだけどなぁ。フィレンツェの仲間たちみんなバラバラになっちゃったから番外編ででてくるかな。楽しみ。2025/08/23
カタバミ
0
戦によって街や見知った人がどうなったのか驚くこともありましたが今までの話とあわせて様子がわかりました。戦後は新たな場所で再び始めることができてよかったです。2025/08/27