出版社内容情報
8年の歳月を経て、フィレンツェへと帰ってきたアルテ。戦火の爪痕が色濃く残るその街で、彼女は最愛の師・レオの姿を捜し求める。
一方その頃、帰る家もなく、わずかな配給で飢えを凌ぐ日々を送っていたレオの体は、すでに限界に達しようとしていた。
「いつか会える」----。
その言葉を支えにそれぞれの場所で懸命に生き抜いてきたアルテとレオ。ついに、運命の再会が訪れる。
アルテがレオに伝えた""想い""とは--。感動の本編最終巻!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
12
★★★+ 完結。2025/08/24
龍田
9
完結。ようやくアルテとレオが再会。長かった。アルテの逆プロポーズ、アルテは待つことが出来ない行動力ある女。ヴェロニカさんの病は見た目も変わるし当時は治療法もない病気だけど、死ぬまで笑顔の話は本当なんだ。イタリアの政治や風俗、女性の立場が解る作品でした。番外編も楽しみ。2025/10/03
雪見だいふく
5
本編は終幕。 アルテとレオさんの未来に幸あれ。 ヴェロニカさんの件は(泣) 番外編が続くとのことで、最後に出て来た彼の話もあるのかな?2025/10/04
ocean
5
最終回(最終巻とは言ってない)。再会案外あっさりでしたが、やってほしいことを全部やってくれたきれいな終わり方でした。やっぱり行動力があるのはアルテの方ですよね2025/09/27
みのにゃー
4
手に取って「堂々完結」の文字に驚く。えっ、終わりなの。この巻だけ読むとあっけない。でもホッとした。アルテが頼もしい。二人とも幸せそうでよかった。めでたしめでたし。と、番外編があり22巻があるそうだ。楽しみに待ちます。2025/09/06




