出版社内容情報
昭和9年、夏の終わりが近づいてきた東京。
初めてのお子様ランチやフルーツゼリーに舌鼓を打ったり、見たこともない大怪物に思いを馳せたりなど、14歳の女中のハナは彩り豊かな日々を送ります。お盆に入り、令子が外泊中に家を数日の間、留守番を任されるハナだったのですが…。
未知の扉が開かれる第5巻です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモングラス
63
令子さんがいない間、ひとりでお留守番のハナちゃん。やっぱり夜は心細いよね。がんばったね。ラストの洗濯物を干そうとして落としてしまったシーンは余韻がまだ残っています。温かいね♪2025/03/29
たかこ
46
ハナちゃんって、実はこんなに表情が豊かだったのね。巻を重ねるごとに、先生との距離感や近くなっているところ、ハナちゃんの成長を感じる◎ そして何より当時の家事の様子が知れてうれしい。作者さん、きっちり時代背景を調べてらっしゃるんだなぁ、と。信頼できます◎2024/06/23
ミキ
34
ゼリーの回が良かった。私、お子様ランチ、食べたことないや。2024/06/20
イーダ
31
不愛想なようでめっちゃかわいく見える不思議。当時の風俗や食べ物が出てくるのホント好き。2024/06/24
マカ
19
毎巻ハナちゃんに癒される。キラキラゼリーに見入り、そのゼリーやクッキー、お子様ランチに舌鼓打ったりと今巻も可愛いハナちゃん満載です。洗濯物の落下の絶望たるや!そして新たな友達?物知り少年との出会い。先生のことを好きな女学生の弟みたい。これからも登場するのかな?こう見るとハナちゃんはご近所さんとも仲いいし意外と顔が広いな。次も楽しみです。2024/07/25