出版社内容情報
一つの時代が終わろうとしている。
「幕末最後の武士」と呼ばれた漢の長きに渡る戦いもまた、決着を迎えようとしていた。己の「武」ただ一つで激動の時代を駆け抜けたその漢は、勝機が残されていないことを知りながらも新撰組の仲間が待つ戦場へと赴く。幕末の世に咲いた、徒華たちのーーー新撰組副長･土方歳三の戦いが、遂に終わる。土方歳三の生涯を描いた新撰組大河、ここに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
35
史実通りではあるのだが、より漢としての味を感じる最期だった。新八と齋籐がケンカ始めるのもこの物語の締めにふさわしいのかもね。うん。面白かった。★★★★☆2023/07/24
キキベル
5
分かっていたけど、悲しい。まさに漢。2023/07/23
水面頼光
5
全36巻堂々の完結。まさに漢と書いて男と読む。面白かった。2023/07/20
北白川にゃんこ
4
さらば幕末！さらば新選組！2024/03/18
やすとみくろ
3
完結。インタビューでも言及されているが、中々長く続くことの無い新選組の漫画が多い中で、まず最後まで描ききれたのは良かった。個性が突出した作品だったが、最後まで楽しめた。琴と真琴に関しては、重要な立ち位置の人物として創作した割に影が薄く、もう少し物語上で持つ意味が大きくても良かったのかなとは思ったが、終盤の流れから終わりまでを考えると余裕は無かったかな。その辺りは、当初の想定とは違ったような気がする。2023/07/24
