出版社内容情報
無怨剣の剣鬼・高柳又四郎との死合いの中、これまで探し求めてきた「最強」の答えに巡り合う土方。しかし、依然として圧倒的な高柳の剣技を前に、土方は自らの“生”を捨て、最後の大勝負に出る────。
刻を同じくして、宮古湾を念のため警戒していた新政府軍海軍が甲鉄号のもとへ迫る。
漢たちの命を懸けた甲鉄号強奪作戦、最終局面。決着の刻が迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
47
蝦夷地での闘い。結末を知っているからこその辛さがある。2023/08/27
Die-Go
27
電子無料版。ヤンキー新選組。バトルものの本領発揮。★★★★☆2023/05/07
北白川にゃんこ
5
いよいよ死ぬぞ！2024/01/05
キキベル
5
ここまで来ると、もう悲しさしか感じない。最終巻にむかってどんな闘いになるのか。終わってほしくない。2023/04/24
やすとみくろ
4
面白いが、個人の戦闘にも焦点が当たる作品だと、この時期の北上した新選組では、相手の選定が難しいという問題も感じた。前巻のときに、土方の最期の一騎打ちの相手が高柳又四郎で良いのか？と思ったが、一騎打ちを読み終えた後も何とも言えない。実在の人物を引っ張り出してくるというおもしろさは確かにあるけど、創作の人物も登場する以上、七里研之助みたいな（途中で退場する七里よりはもっと宿敵寄りの）ポジションの人物がいても良かったのかも、とも思った。2023/03/27
