出版社内容情報
こうの史代新装版シリーズ第2弾。初期名作週に「七人の神様」「けんか」「長い友」「のの」などの読切を30p以上新規収録した豪華版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
65
27冊目『街角花だより 新装版』(こうの史代 著、2022年5月、コアミックス) 天才漫画家・こうの史代のデビュー作。都会の片隅にある花屋で、店長のうららとバイトの凛は朗らかに、そして力強く生きてゆく。肩の力を抜いてのほほんと読むことの出来る一作。 この新装版は、文庫版には収録されていなかった読み切り短編が4冊も追加収録されているので、こうのファンには必読の一冊となっている。 「りんさんは自分で思っているよりずっと おせっかいで優しい人ですね」2022/04/22
ムーミン2号
7
こうの史代さんの新装版シリーズその2。『街角花だより』の明石編がこうのさんのデビュー作だが、この時からこうのさんはこうのさんだった。絵柄も、そののほほんとしたテイストも、登場人物も、こうのさん以外には描けるものではない。楽しい作品だった。加えて、コミック初収録作もいくつか含んだ初期作品も収められている。これらも面白い、楽しい作品。まぁ、ただただのほほんとしたテイスト、というだけでないところも、それもこうの作品の特徴だろう。それを感じられる一冊。2022/05/20
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
2
デビュー作を含む初期作品集。ありがたい(笑)デビュー作から一貫してる。2022/05/18
もくもく
1
「新装版シリーズ連続刊行6作品」と、カバーにアオリが書いてありましたけど、ワタシが持っていなかったのは本作だけでしたので、これだけ購入いたしました。(^o^) 初出が書いて無かったので調べたら、デビュー作と言う(明石版)が1995年、(日和版)が2002年だそうで、味のある線描の変化がマニアックに興味深かったです。でもホンワカとした日常描写のお話作りは、デビュー作から変わってないのね~。2022/10/04