内容説明
医療者が医療と距離を置いてみたワケ。治療をせず精一杯楽しむ3年か。ハイリスクな治療をして得る5年か。難病をもって生まれ、30歳で希少がん、そして余命宣告…。薬剤師=がん患者の著者がつづる正直に病気と向き合うスリリングな日々。
目次
第1章 出口のないトンネルの入り口(胆道閉鎖症;どこにいたって薬剤師 ほか)
第2章 治したい、治せない(始められない薬物療法;少女は学校より病院が楽しい ほか)
第3章 私の生きる決断(腹膜転移;一撃 ほか)
第4章 動き出した声―医療者と患者・家族へのメッセージ(チューブたちよ!;自分ノート ほか)
第5章 Pay it forward(病気と医療の距離感とは;闘うのではなく向き合うこと ほか)
著者等紹介
阿部祐太[アベユウタ]
1990年6月13日生まれ。岩手県南部の一関市で高校卒業まで過ごし、大学は東京薬科大学へ進学。薬剤師国家試験に合格し、2016年に薬剤師として調剤薬局グループの都内店舗にて勤務開始。2020年に地元に戻り、個人経営の調剤薬局に転職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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