出版社内容情報
お見合い夫婦が営むのは、眠れない人達が集まる深夜営業の洋食店。不慣れな二人が手探りで紡ぐ、美味しいご飯とやさしいご縁の物語。
【目次】
内容説明
三十路を前に漠然とした不安を感じていた史緒は、知り合いからお見合いを勧められ、理人と出会う。料理人として働いている理人は、家族の事故のトラウマで夜眠ることができず、夢だった自分のお店を持つことを断念したという。―深夜にごはんが食べられるお店は、きっと需要があるはず。お見合いの場で史緒は「深夜営業の洋食店を二人で開かないか」と、結婚と開業を提案。勢いで始めた深夜の洋食店にやってくるのは、二人のように夜間勤務のお客様や、「眠れない同盟」を組んでいるお客様も。理人の作る料理と史緒の接客で、人々は癒され、眠りにつく。お見合い夫婦の絆が徐々に太く濃いものになっていく、美味しいごはんと優しいご縁の物語。
著者等紹介
水縞しま[ミズシマシマ]
2024年『あやかし旅籠 ちょっぴり不思議なお宿の広報担当になりました』(アルファポリス文庫)で書籍デビュー。ことのは文庫では、2024年「カワイイ動物たちが大活躍!もふもふ小説コンテスト」で大賞を受賞し、同年10月に受賞作『はたらくぽんぽこ神様~野の花商店街のおかず屋さん~』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
30
その洋食店は眠れる人々に美味なる極上の皿の数々とくつろぎを提供してくれる。気を衒わないシンプルな話筋だが、読んでいると深夜に訪れた客達同様じんわりと落ち着いた心地になってくる。そして、オムライス、海老フライにハンバーグ、大人様ランチ、レモンバターのステーキなど登場する王道洋食達のなんと美味しそうなこと。思わず近場の洋食店に駆け込みたくなる。2026/06/04
蒼
22
深夜の洋食店、都会だから経営が成立するんだろうなとピントがズレた思いで読み始めたら、お客さんがかかえる事情が切なくなってしまった。中でも親の束縛から逃げ続けるしか無い有衣子が切ない。いつかまた「モント・リヒト」に有頭エビフライを食べに来て欲しいと願わずにはいられない。2026/05/25
金吾庄左ェ門
9
ある意味で理想の洋食店。あってほしいですよねこういうお店。さもなくば通し営業している店。結婚から開業まで主人公・史緒にとって話がうまく行きすぎると思うかもしれませんが、そこはうまい物の話なのでご理解の程を。ただ店に来る客の話は結構せつなかったりします。有頭エビフライの話もビーフステーキの話も、そこに救いがあってほしいと願うばかりです。2026/04/26
てらさか
3
なんかどうも「~ですか……?」「ですよね……!」客も店員もそういうセリフ回しなのがやたら目についてしまって、あとがきもそうだったのでなんだかな…。主人公のきゃぴきゃぴ具合が作者とイコールに見えてしまう。食事に関して、あまり話しかけられたくないなあ。2026/05/12
てぃがー
2
お見合い夫婦が営む深夜営業の洋食店が舞台の連作短編集集・ご都合主義感も否めないけどほっこりする・大人様ランチ美味しそう・続編希望・美味しいごはんと優しいご縁2026/04/27




