ＧＣＮ文庫 ゴエティア・ショック〈２〉孤影、死すべし〈下〉

読図 健人【著】/大熊 猫介【イラスト】

マイクロマガジン社（2025/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 292p／高さ 15cm
• 商品コード 9784867168370
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

電脳怪盗の行方を追うアリシアと藍。二人を待ち受ける真実とは――？


【目次】

内容説明

アリシアと藍の捜索の手も及ばず、囚われてしまった二代目《電脳怪盗クリュセイオン》―その正体はアリシアと同じくカルーセル私学園に通う少女、瑠璃・ミカエラ・リンドロースであった。彼女の救出に向かったアリシア達の前に立ちふさがるのは意外な人物で…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[わたー]

★★★★☆面白かった。電脳怪盗クリュセイオンの遺産を求める者たちによって拉致された母娘を救い出したアリシアたちであったが、アリシアごと事件を握りつぶそうとするマーカス・カトーの劣化ウラン神拳が襲い掛かる。そして、なぜ母娘が標的となったのかその真相が明らかになって…という下巻。劣化ウラン神拳という胡乱げな言葉に、クッソ真面目に設定やら使う動機やらを詰め込んで、ゴテゴテにデコレーションしてお出ししてくる感じ、上巻のサイバネ拳法もなかなかのものだったが、さすがに劣化ウラン神拳には負けるな…

2025/10/30

[細川 カヲル]

　前半はやっぱ容赦ねぇな、いろんな意味でとこの作品の現実の手厳しさを再び実感していたのですが、後半のアリシアさんのカッコよさで全てが吹き飛びました。流石ですアリシアさん。もはや主人公という意味合いではなくそのままの文脈でのヒーローと形容しても怒られないのではないのかという考えが過ってしまう今日この頃。 　前回に引き続いき、本編の決着は勿論だけども、イラスト資料公開や次回予告がたっぷりと収録されてるのでシリーズ追いかけている人にとってはプラスの嬉しさもあるんじゃないかと。本編もばっちり濃いからよりお得。

2025/10/30

[ささじー]

読了

2025/10/20