出版社内容情報
アヒルのピー君と、雑種犬のハチと共に営むそらいろ食堂では少し変わった日常が。2025年デビュー作家の心満たされるグルメ小説。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
75
先日、デビュー作『ことりの~』を読んで、思いの外ココロにささり、こちらの新作も手にとりました。基本的にはデビュー作同様に温かな食べ物が、ちょっとお疲れ気味な人々のココロを癒していく構成です。更に本作最大の魅力は見えないモノが見える不思議な能力を持つ主人公「葵」と他のキャラたちの絡みが絶妙ですね。「葵」のかなり特殊な能力が自分だけではなく、何かしら他の人々の助けにもなっており、人と人とのほっこりしたココロの繋がりに癒されます。あまり現実的にならずにファンタジーとしっかり割りきって読むのをオススメします。2025/08/24
ゆり
2
のどかな田舎の緑の景色が目に浮かび、和食の匂いがしてきそうな素敵な描写ばかりでした。おばあちゃんや村の住人、動物たち、そして可愛い妖怪たちの優しさが染み渡りました。人生は出会いと別れの繰り返し。長生きすることだけに目が行きがちですが、「大切なのは生きた長さじゃなくてどう生きたか」という言葉にハッとさせられました。生きていることこそ奇跡なのだから、毎日を大切に生きたいと思えました。当たり前だけど忙しい日々で忘れがちになる大切なことを教えて貰った気がします。 #NetGalleyJP2025/08/21