出版社内容情報
公務員陰陽師とフリーランス山伏が、すべての元凶である神楽面の鬼と対峙する――。広島が舞台の大人気もののけファンタジー第5弾!
内容説明
怨鬼のとり憑いた「神楽面」を取り逃がした美郷たち「広島県巴市役所特殊自然災害係」。事件の起きた安芸鷹田の市役所や警察官などをはじめ、これまでにないレベルで「一般人」を巻き込み、事件解決へとむけて再始動するが、まさにその一般人である大学生の由紀子にも、怨鬼の魔の手は忍び寄って来ていて―。「知らしめましょうぞ。ここに、怨みのあることを」誰からも、自分からも知られることなく、それでも確かに在り続けた想いの化身に、美郷と怜路、そして広瀬が真正面から向かい合う―!
著者等紹介
歌峰由子[ウタミネヨシコ]
広島県出身。大学は生命科学を専攻したゴリゴリの理系だが、何故か伝奇ものの執筆を好み、自室の本棚は郷土誌と民俗・オカルトの本で埋まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ICHI (atomic)
5
5巻 知らしめましょうぞ。 ここに、怨みのあることを。 怨鬼のとり憑いた『神楽面』を取り逃がした美郷たち。これまでにないレベルで『一般人』を巻き込み… 面白かった🐍良かった!二人の縁が続いてくれて嬉しい限り。白太さんサイコー2025/09/17
さとちゃん
2
シリーズ第5巻。特殊災害に対応するために大規模な神楽奉納を企画する、の発想がすごい。旧舞や十二神祇も取り上げてあり、地味系神楽ファンとしてはうれしい限り。一方で、広島の神楽事情を知らない人にとってはちょっとついていきにくくなかったかしら、と不安にも。シリーズを通して若者が生きていく上での葛藤が描かれているのも、好きなところです。2025/09/16
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