出版社内容情報
弁護士志望の女子大生とぐうたら探偵が、京都を舞台に「想いのカタチ」を汲み取り、謎を紐解いていくノスタルジックミステリー第4弾
内容説明
「パティシエだった夫が遺したレシピを探してほしい」「入手した三幅対の掛け軸が秘める図柄の謎を究明したい」―冬景色の京都東山。神宮道のそばにひっそりと佇む探偵事務所で、探偵・春瀬壱弥と弁護士志望の女子大生・高槻ナラは、今日も持ち込まれる“日常の謎”を紐解いていく。ある日、北野天満宮を訪ねた二人は、偶然出会った婦人から「梅の匂い袋をくれた古い友人を捜したい」という話を聞き、壱弥はそれを依頼として受けることにするが…。古都を舞台に、心温まる人間模様を描いたノスタルジックミステリー。
著者等紹介
泉坂光輝[イズミサカミツキ]
2019年より「エブリスタ」にて小説『神宮道とエフェメラル』を発表。ルーキー特集でピックアップされたのをきっかけに書籍化が決定。デビュー作『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』は、発売後即重版。2023年、第2回京都キタ短編文学賞の応援大使に就任。着物と和歌と金魚が好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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