出版社内容情報
広島の公務員陰陽師とフリーランス山伏を襲う新たな怪異とは。桜舞う前日譚「花盗人の頼み事」も収録。大注目のシリーズ第4弾!
内容説明
巴市の特殊自然災害係へ隣市より応援要請があり、美郷・怜路・広瀬の三人が派遣されることに。事件の概要は「封じられていた神楽面が消えた」というもの。広島神楽を研究している大学生・由紀子の協力も仰ぎ、事件解明に努める中、「消えた神楽面」をつけた不審な男が由紀子の父を襲い、警察が出動する事態となる。これをきっかけに「面に取り憑かれたモノ」が、各地で事件を巻き起こすように。「なれば、鬼にでもなってみれば宜しゅうございませぬか」どこか甘やかな囁きとともに、神楽面は彼らにそっと忍び寄る―。
著者等紹介
歌峰由子[ウタミネヨシコ]
広島県出身。大学は生命科学を専攻したゴリゴリの理系だが、何故か伝奇ものの執筆を好み、自室の本棚は郷土誌と民俗・オカルトの本で埋まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。