出版社内容情報
オリヴィアの体を乗っ取った聖女の怨念は、学園での発言力を高めるために行動を開始。壮大な復讐劇の幕が上がる――!
内容説明
オリヴィアの体を乗っ取った聖女の怨念はついに行動を開始。ユリウスたちの庇護欲を的確にかき立てることで、ダンジョンでオリヴィアを縦穴に放り込んだ生徒たちを退学処分にまで追い込んでいく。自身の派閥から退学者が出るという異例の事態にアンジェリカはユリウスたちとの対話を試みるが、五人に囲まれたオリヴィアの姿に感情が制御出来なくなってしまう。一方、いざこざを知らないリオンとマリエは進級課題をクリアするためにダンジョン攻略を進めるのだが…?水面下で進行する復讐と絡み合う悪意、王国の行く末には暗雲が立ち込めていた―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
20
マリエルートも4巻目。マリエとリオンが婚約して、オリヴィアが聖女の怨霊に取り憑かれて操られてしまった。聖女の狙いはオルファート王国の崩壊。そうとは知らずにオリヴィアに夢中になる五馬鹿達。それに振り回されるアンジェリカとクラリス。それを公国の魔笛を奪取したから世界が滅びないと安心して、騒動を外野から眺めながら微妙に関わるリオン達。今巻はジルクとクラリスの話がメインだったが、ジルクって味音痴で審美眼が怪しい陰謀家って、、残念過ぎる。兄、ニクス(首輪装備)はローズブレイド家の後ろ盾で子爵となって領地経営をする。2024/09/30
ささきち
6
なんというか全体的に空気が重くて困りますわ〜本編だったら多少重くなってもその後に笑いがあったりして中和されるのだが、今回からオリヴィアの体を乗っ取った聖女が好き放題暴れて貴族を内側から対立させて国が分かれ始めると。リオンは最初こそシナリオに関わらないようにマリエ達と遊んでいたけど貴族連中が騒ぎ始めた事でとうとう介入し始めてしまう。介入するのはいいのだが本編の最終回ではヒロインを超えて最高の相棒になった2人がこちらではフラグ回収をしなかったせいで塩対応されるしなんなら魔王の道に進み始めてしまいどうなるのか。2025/03/31
史
3
本編よりも本編らしいスピンオフ第4巻。順調とその裏。2024/10/29
うめいち
3
本編に比べて、なんとなく暗い。いろいろ「うまくいかない」感が多いためでしょうか。★★★2024/10/10
渡邉大輔
1
けっこうヤバイ人だったんだな、クラリス先輩……… 2025/01/02