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出版社内容情報
「私は鏑木美春。キミの未来のお嫁さんさ!」。どこにでもいる普通の高校生・日宮友樹は、ある日誰もが認める天才美少女・鏑木美春から突然告白を受ける。どうやら鏑木先輩は人生二周目のようで……!?面識がないはずなのにグイグイ迫ってくる鏑木先輩に、ドキドキが止まらない――!イレギュラーから始まる一途すぎる甘々ラブコメ!
内容説明
「私は鏑木美春。キミの未来のお嫁さんさ!」どこにでもいる普通の高校生・日宮友樹は、ある日誰もが認める天才美少女・鏑木美春から突然告白を受ける。どうやら鏑木先輩は人生二周目のようで…!?面識がないはずなのにグイグイ迫ってくる鏑木先輩に、ドキドキが止まらない―!イレギュラーから始まる一途すぎる甘々ラブコメ!GCN文庫短い小説大賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
41
突然、面識のない相手から「私は鏑木美春。キミの未来のお嫁さんさ!」と言われ、「私はね、人生二周目なんだ」と告白され、さらに部活への入部届という体で婚姻届にサインを迫られる。これはかなりホラーな出来事で、迫ってくる彼女の正気を疑うのが普通ではないでしょうか。でもこの主人公・日宮友樹は、美春の異常さを認識しながらも、彼女の言動を真摯に受け止める。そんな器の大きいところが、美春が惹かれる彼の魅力なのだろうなと思います。作品全体の序章といった今回なので、今後物語がどう展開されていくのか。続きを楽しみにしています。2024/09/27
よっち
33
どこにでもいる普通の高校生・日宮友樹。ある日、誰もが認める天才美少女で人生二周目らしい鏑木美春から突然告白を受ける青春ラブコメ。突然友樹を作家としての取材に付き合ってほしいと、自分だけが部員の文芸部に誘う鏑木先輩。入部届と称して婚姻届にサインさせようとしたり、自分が人生二周目で未来のお嫁さんだと明かしてぐいぐい迫る先輩にタジタジになる展開で、友樹と一緒にいるのが嬉しいと感じられる先輩が微笑ましくて、けれどそんな彼女が時折見せる暗い表情が何なのか、その葛藤ごとしっかり受け止めた友樹がなかなか良かったですね。2024/09/19
わたー
24
★★★★★面白かった。文武両道、才色兼備、更には作家としてデビューもしている、神が二物も三物も与えているような存在、鏑木先輩。そんな彼女から実は人生2周目で、1周目世界では夫婦として添い遂げたのだと主人公が告げられることから始まるラブコメ。やり直しをしているのが主人公ではなくヒロインという珍しいタイプの作品で、主人公はおろか読者にさえ本当に彼女がやり直しをしているかはわからない。だけど、彼女が彼へ向ける感情は、40年連れ添わないと出ないぐらいちゃんと質量のあるものだったのは良かった。2024/10/10
まっさん
23
★★★ 「私は鏑木美春。キミの未来のお嫁さんさ!」どこにでもいる普通の高校生・日宮友樹の前に現れるのは、彼の未来のお嫁さんを自称する天才美少女・鏑木美春その人であった。学内でも有名な美人な先輩でしかなかった彼女。しかし、彼の前では等身大で無邪気な一面を見せ、いきなり婚姻届に署名させる程グイグイ迫ってきて… 作者買いした作品でしたが結構良かったですね。 内容としてはパッケージ通りの作品。二周目の人生を生きる(らしい)美人な先輩が、自身を未来のお嫁さんと称して告白してくる話。一周目の人生では高校時代から→2025/02/03
日坂愛衣
21
終始ニコニコしながら読めた、面白いと言えばハイライトに欠ける(クライマックスの「未来が変わって二人が幸せになれないのでは」という懸念は、少し無理やり感があったし、もし本当に「2周目は嘘で、実は何らかの理由で主人公に嘘をついて取材しようとしていた」という展開だったらもっと面白かったかもしれない)。でも、話が脱線せず、テーマ通りの「超積極的な美人先輩との甘々ラブコメ!」としては全く問題ない。私はそれがGCNのラブコメ作品の看板になれることを喜んで祝福するだろう。何しろイラストがとても可愛いし2024/09/20
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