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出版社内容情報
マーヴェ教が「モンスターの肉を食べることの禁止」という新教義を発表した。マルスは平和的話し合いを望み教国に向かうが……?
内容説明
大陸最大宗派のマーヴェ教が新教義として「モンスターの肉を食べることの禁止」を発表した。ファルーンの面々は当然ブチギレて戦争する気満々となるが、平和的に話し合いたいマルスは教国への訪問を決める。同行したフラウやハンドレッドの「始まりの5人」たちが色々とやらかす中、現れたのはファルーンの悪逆非道な女性陣にはない魅力を放つ、美しく気品に満ちた雰囲気の聖女候補・マリアだった―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
54
Kindle。前巻のマーヴェ教によるモンスター肉禁止令を平和的に解決したかと思いきや、勘違いや暴走によりいつの間にかファルーン包囲網が。決戦は始まっていないものの、どんどん脱落する各国に暗躍する聖女と戦う前から結果が分かる展開に。決戦に勝てば大陸中東部を制覇できるので次巻は北部の帝国との戦いが始まるのか。続けて読もう。2025/05/13
オセロ
48
めっちゃ面白かった! 大陸最大宗派のマーヴェ教がモンスターの肉を食べることを禁止した。 憤慨するファルーン王国の頭のイカれた戦士たち、ようやく普通の肉を食べられるとウキウキのマルス王、そしてマーヴェ教国から司教代理としてやって来たマリアは本当に良いキャラしてましたね〜。あざというえに承認欲求を満たす為にファルーンに来る前からモンスターの肉食べてるし、ファルーンに来た目的が聖女とかけ離れるててとにかく業が深いけど、やっぱりフウラしか勝たんのですよ。2024/08/23
こも 旧柏バカ一代
37
マーヴェル教の教義を変えた事について、教国の教皇に聞きに訪問したら、何故か脅迫した事になり、司祭を連れて行きたいと言ったら。平民出身の聖女候補マリアを連れ帰る事になる。そのマリアはなかなかに野心的で自身の地位を確立しようとモンスターの肉を食い、先輩治癒師のルイーダにライバル意識を持ち、治療も歌って踊りながら民衆にアピールしたりとなかなかにあざとい。そして、世界情勢では急速に拡大するマルスの国を連合軍で攻めようとするのだが、サウザンド達の影響で内部で瓦解していく。マルス何もしてなくね?w2024/08/22
よっち
34
大陸最大宗派のマーヴェ教が発表した「モンスターの肉を食べることの禁止」の新教義。平和的に話し合いたいマルスは教国への訪問を決める第3弾。ファルーンの面々は当然ブチギレて戦争する気満々で、同行したフラウやハンドレッドの始まりの5人たちが色々とやらかす中、マルスたちの前に現れた美しく気品に満ちた雰囲気の聖女候補マリア。外見とは裏腹にファルーン王国の司教代理となった野心家な彼女の俗っぽさには思わず笑ってしまいましたが、マルスの妃たちも世界で一番ヤバい女の上位4人なわけで、連合軍で攻めても相手が悪いですよ(苦笑)2024/08/20
わたー
29
★★★★★モンスターの肉を食すことは教義に反すると触れをだしたマーヴェ教の教皇とお話合いをするために少数で乗り込んだ主人公。協議の結果、モンスターの肉を食べることに罰則を設けないことと時期聖女と目される少女を自国へ派遣してもらうことになったのだが、それがキッカケで彼女の信奉者たちが彼女を奪還せんがために隣国をも巻き込んだ戦争を画策するという3巻。この時期聖女ちゃんがかなりのクセモノで、自分の回復能力を向上させるために主人公と出会う前からモンスターの肉を食しており、その根底には自分の承認欲求を見らすためと2024/10/18