出版社内容情報
ラーシェル神聖王国が周辺諸国と手を組みホルファート王国を包囲した。この王国の窮地に王妃ミレーヌが一計を案じるのだが……。
内容説明
ラーシェル神聖王国が周辺諸国と手を組みホルファート王国を包囲した。武力を背景にラーシェルが提示する和平の条件。それはリオンの持つ全てのロストアイテムを他国へ割譲せよというもの。そんな王国の窮地に王妃ミレーヌが一計を案じる。ラーシェルとの前線にリオンを配置し彼の国を抑え込み、その間に他国との交渉を進めるというのだ。しかし、それは彼女らしからぬ杜撰な戦略。複雑な思いを抱えながらも、リオンは前線―フレーザー侯爵領に向かうのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
32
周辺諸国と手を組んでリオン達の王国に攻め込もうというラーシェル神聖王国の企みを知ったミレーヌさん。これを機に王国の反乱分子を炙り出そうとするがリオンとルクシオンが予想外の計画を実行した結果の神聖王国の国王末路は哀れなものでしたけど、こればっかりは同情の余地はないかな。それにしても5馬鹿が役に立つ話を読めるとは笑2023/07/17
こも 旧柏バカ一代
29
ラーシェル神聖王国がリオンのロストアイテムと婚約者の巫女(ノエル)を寄越せと言って来た。ほとんど断られる事を前提に言いたい放題言ってくる神聖王国の使者。そんな事を言われて王家は反対するが、地方領主達は他人事にしてしまう。そんな態度だから王妃のミレーヌは地方領主達に被害が出る作戦を立案して、王ローランドの反対を振り切って実行しようと、フレーザー侯爵家の領地へとリオン達と向かい。神聖王国の侵攻へ対応しようと防衛陣を組む。だがそれにリオンは不服で、もっと冴えたやり方があるはずだと模索。そこにミアちゃんを見舞に来2022/12/28
ささきち
11
今回は表紙も飾っているミレーヌ回!らしいけどせやろか?彼女の生まれ故郷や王国の未来の為にかなり黒い事をしでかそうとしていたけどリオンによって簡単に違う未来ができちゃって今までのヒロイン達と比べるとあっさりと終わりこれでミレーヌ回と言っていいんか?となっちまうぜ。ラーシェルはあれだけ大口叩いて何をするのかと思えば俺のバックには帝国がいるからな!攻撃したらわかってんだろうな!?という超絶小物で1巻で終わるのもわかる雑魚でしたわ。王国やら周りの小国に帝国とリオンを恐れているのがよくわかる話ではあったが帝国の 2022/12/31
nas
7
これまでもweb版と違う展開はあったけど結構違う気がするな今回2023/01/04
史
6
モブはモブでも平和なモブ。目に見えるものを救いたく。2023/02/01