出版社内容情報
武帝祭を終えたクライに《剣聖》からの呼び出しが。またルークの文句を言われると思ったクライはある宝具を贈ることにするが――?
内容説明
色々あった武帝祭を無事(?)乗り切って、帝都へ帰還したクライを待っていたのは、行方不明になっていた“嘆きの亡霊”6人目のメンバー、“放浪”エリザ・ベックからのお土産である正体不明の剣型宝具と、ルークの師匠“剣聖”ソーン・ロウウェルからの呼び出し(+α)であった。ルークの素行について苦情言う気満々の“剣聖”の機嫌を取るため、これ幸いと謎の剣型宝具を贈ることにしたクライ。それが恐ろしい事態を呼び起こすとも知らずに…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅり
30
とても面白かった。目が離せない。2024/11/05
こも 旧柏バカ一代
23
クライは武帝祭を無事(?)に乗り越え、帝都へ帰還。 待っていたのは行方不明だった6人目のメンバー、エリザからのお土産、謎の剣型宝具。エリザのコレは登場なのか?そして、 クライのトラブル体質は絶好調で、次々と事件に巻き込まれる様子が相変わらずで笑いを誘う。 物語は珍しく前後編のようで、今巻では謎が残されたままで終わってしまう。 次巻では、クライと仲間たちがどう危機に立ち向かう姿が非常に楽しみにしつつ次巻に手を出す。2024/10/06
しまふくろう
18
続けて購入。絵は相変わらず良い。ルシアの師匠の外見には驚いた。 物語は唯一未登場の仲間のお土産から始まる呪い騒動の話。次々にアイテムが変わっても全部呪われているという、駄目な方向のわらしべ長者な展開には笑った。 どうやら前後編らしく、きちんと決着がついていないのがちと残念。帝都を覆う闇とは一体何なのか、続きが楽しみ。2022/03/03
mahiro
15
ついつい読んでしまうこのシリーズ、本がなかなか手に入りにくい、ラノベのなかでもマイナーなのかな新刊12巻が既に出版社で品切れとか? ファーストステップのメンバーを次々と飲み込んでいくみみっくんには笑った。2024/12/28
ささきち
12
読んでいてクライが比較的楽してるな〜もしやこれは日常回扱いなのか?なんて思いながら読んでいたがまさかの前後編で今回は前半だったとは思ってなかったぜ!確かに大変やねー師匠達が!って感じで、名前だけは出ていた嘆きの亡霊メンバーの師匠達が勢揃いよ。残念ながら出番は少ないしクライのいつものアレで大変な事になっていたが、その後の物によっておちょくられたが許さないこともない…かもしれない状態なのがなんともこの作品らしいねw私が日常回なのでは?と思う程度には平和だったが、最後にクライが手に入れ装備した指輪によってなのか2022/03/10