出版社内容情報
最強を決める武帝祭に(うっかり)出場することになったクライがヤバイ。大人気勘違いファンタジー、待望の第7巻!
内容説明
ゼブルディア帝国皇帝の護衛任務を無事(?)に果たしたクライ。その報酬として世界最強を決める闘技大会「武帝祭」のチケットをもらって大喜びのクライであったが、実はそれは観戦チケットではなく参加チケットなのであった…!さらに武帝祭の裏で謎の犯罪組織「九尾の影狐」が世界規模の陰謀を巡らせる中、クライは無事生きて帰ることが出来るのだろうか―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
28
クライはゼブルディア帝国皇帝の護衛任務を無事に終え、報酬として「武帝祭」のチケットを手に入れた。 それが観戦ではなく参加チケットだったというオチはクライだしなで納得。シトリーの暴走がクライの適当な行動に拍車をかけ、物語全体に混乱をもたらしていたのが面白く。 巫女のソラも登場し、彼女のキャラクターが可愛らしく描かれていたが、物語の中で次々に崩壊していく様子が印象的でもあった。 偽者の登場や、九尾の影狐との対決が描かれ、妹狐の自由奔放さが、、アレは一体何なんだ?w2024/10/06
しゅり
25
とても面白かった2024/11/04
しまふくろう
20
続けて購入。絵は相変わらず良い。巫女のソラが可愛らしくて大変良かった。巻末のおまけイラストは猫耳ティノ。可愛らしいが寝姿でなくなったのがちと残念。 物語は武帝祭を巡る陰謀をクライがうっかり台無しにする話。油揚げが巡り巡って酷いオチになったのが笑ってしまった。いや、クライも酷いが判ってて扇動するシトリーが悪辣過ぎて噴き出した。 一方で登場した偽物達が本当にただのそっくりさんと偽物だったのは意外なような順当なような。クラヒの仲間が妙に人の良い小悪党なのも面白かった。 続きが楽しみ。2021/09/04
ささきち
14
作者も言っていたし読んでいて思っていたけど今回のクライは今までで1番酷いな!クライよりはマシな不幸体質を持った蝶よ花よと育てられた姫様を嘆きの亡霊にぶん投げたおかげでサーチアンドデストロイ!生きるためには死ななければいいんだ!と常識改変を受け入れてしまったり、敵の巫女だった女を油揚げを作り続けるbotにしたりこっちもこっちで死にたくないから組織を裏切ってやる!私は何も悪くない!と巫女という修行を受けてきて彼女の常識を壊していい性格をした小物に落としたりとキャラ崩壊させすぎやろw可哀想な女達でしたわ。 2021/12/13
ほにょこ
4
★★★☆☆ 空前のスケールの第七弾!主人公が武帝祭(天下一武道会みたいなもの?)に出場することに?相変わらず考えなしの主人公は無自覚に被害者を作っています。シトリーも暴走してとんでもないことになります。巫女のソラのところが一番面白くて笑えました。2021/09/06