出版社内容情報
バカンスから戻ったクライは、延期されていた「白剣の集い」に結局参加することに。皇帝主催のパーティーに温泉みやげを手に挑む!
内容説明
温泉から戻ったクライは、開催延期となっていたゼブルディア皇帝主催のパーティー「白剣の集い」に結局参加することに。温泉土産を手にしぶしぶ出席するクライを待っていたのは―皇帝暗殺未遂事件!?そしてなぜか皇帝の護衛をすることになったクライに襲いかかる陰謀の影。帝国の未来はどうなる!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅり
24
とても面白かった2024/11/03
しゅり
21
再読。面白かった。2025/01/21
しまふくろう
21
続けて購入。絵は相変わらずよい。和洋中東ごったまぜ感溢れる表紙はもちろんの事、表情がころころ変わるクリュスや、獣耳を生やしたりメイド姿になったルシアが可愛らしくて大変宜しかった。 物語はクライが皇帝陛下の護衛をする話。人選ミスかと思いきや、最後は一周回って帳尻が合っているのが面白い。クライのとぼけた性格と約束は守る狐達の相性が最悪だったというのも説得力があって面白かった。 次に依頼された皇女の護衛はどうなるのか、続きが楽しみ。2021/03/21
こも 旧柏バカ一代
20
主人公クライが温泉旅行から帰還し、ゼブルディア皇帝主催のパーティー「白剣の集い」に参加することから始まる。クライは、このパーティーが原因で皇帝暗殺未遂事件に巻き込まれ、さらには皇帝護衛の任務を引き受けることとなる。物語全体を通じて、クライの周囲で騒動が絶えず、彼の行動が結果的に重要な局面を乗り越える形となるのはお約束。クライのとぼけた性格と運の悪さが相まって、物語はユーモラスでありながらもクライの軽率さを示しているが、その結果として奇跡的な成果を収めるのが千変万化のクライならでこそ。理不尽だよな。2024/08/17
mahiro
16
クリュスが可愛い事に気がついた巻。ストグリの仲間とクライの信頼関係の強さに改めて気がつく。クライはダメダメだけどいざとなったら冷静に考えて自分の命を賭けられる奴(あ、『快適な休暇』のせいだったか?)2025/02/17