出版社内容情報
「決して手を離してはいけないよ」そう言われたのに――。失った祖母との記憶を巡り、女子高生と妖狐が金沢を舞台に贈る記憶の物語。
内容説明
「決して手を離してはいけないよ」そう、言われていたのに―。ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう…。時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。「おまえ、面白いものをなくしているな」二紫名と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで―!?女子高生と白狐が織りなす記憶と宝探しの物語。
著者等紹介
汐月詩[シズキウタ]
2018年より「エブリスタ」にて小説『妖しいご縁がありまして』を発表。デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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