内容説明
完全習得学習は、1970年代初めに提唱された理論です。基本的な知識や技能をすべての生徒に身につけさせることをねらいとします。どの子もできるようになるために、テストに至るまでの習熟の時間を授業の中で確保しようというのが、完全習得学習の考え方です。本書では、完全習得学習を現代版にアレンジする形で取り上げていきます。『指名なし討論入門』『学習評価入門』と同様に、マンガやイラストを通して、楽しく理解できるようにしました。完全習得学習の方法を取り入れて、すべての子どもに確かな学力をつけましょう。
目次
第1章 完全習得学習とは?
第2章 授業単元の流れ
第3章 1最初の授業
第4章 2協同学習
第5章 3形成的テスト
第6章 4個別学習
第7章 完全習得学習のアレンジ
第8章 Q&A
著者等紹介
三好真史[ミヨシシンジ]
1986年大阪府生まれ。堺市立小学校教諭。京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。メンタル心理カウンセラー。教育サークル「ふくえくぼの会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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