著者等紹介
シャルマッハー・シュライバー,クリスティーナ[シャルマッハーシュライバー,クリスティーナ] [Scharmacher‐Schreiber,Kristina]
ドイツのミュンスターとイタリアのベルガモでドイツ文学を学びながら、さまざまな新聞に寄稿。その後、各地のオペラハウスで仕事をする。2016年からフリーの作家兼翻訳家となり、児童向けノンフィクションを何冊も出版している
マリアン,シュテファニー[マリアン,シュテファニー] [Marian,Stephanie]
フリーのイラストレーター兼作家。ドイツのミュンスターのデザイン学校でイラストレーションを学ぶ。在学中から作品を出版し、何冊もの絵本の出版のほか、雑誌にもイラストを提供している。ブラウンシュヴァイク近郊在住
竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。サイエンス作家。YES International School校長
松永美穂[マツナガミホ]
早稲田大学文学学術院教授。専門はドイツ語圏の現代文学と翻訳論。訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社、第54回毎日出版文化賞特別賞受賞)、カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店、第20回日本絵本賞翻訳絵本賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅたん
8
オススメリスト候補。絵本仕様だが、内容が理解できるのは、中学以上では。科学者達が様々な角度から気候変動を研究している事がわかる。2021/06/29
pinko
3
温暖化がもたらす影響が地球にとって恐ろしいって事は何となくわかるのですが、何がどうして?どうすればいいの?って疑問があり、この本を手に取りました。 気候変動の仕組みをわかりやすく教えてくれました。 人間は被害を防ぐために新しいシステムなどを作って対応しようと考えますが、一番良いのは自然を自然のままにしておく事。その為に私達一人一人が取り組むべき心がけを分かりやすく教えてくれました。 日本が沈んでしまう前にこの本を多くの人に読んでもらい、今できる事を始めてもらいたい。って気持ちになりました。2021/10/11
るな
0
地球温暖化が人類に及ぼす影響を解説する児童向けの本。タイトルになっている「気温が1度上がると、どうなるか」の説明は全体の6分の1ほどで、むしろサブタイトルの「気候変動のしくみ」の方が比重が大きい。快適な生活を送ろうとする限り、温室効果ガスの排出を抑制できないのが現実だ。気候変動の原因を作っているのは豊かな国々なのに、温暖化で一番苦しんでいるのは貧しい国の人々という指摘にもはっとさせられた。皮肉にも、不要不急の外出を自粛するコロナ禍は、温暖化防止には有効な生活様式といえそうだ。2021/09/04