内容説明
純粋麻雀人間馬場裕一の全身全霊麻雀愛に満ちた麻雀50年史。
目次
馬場裕一が足を踏み入れたプロ麻雀界黎明期
馬場裕一と「近代麻雀オリジナル」が見た夢
馬場裕一が見たプロ団体の夢と興亡の歴史
野口恭一郎が夢見た「麻雀博物館」と「世界の麻雀」
馬場裕一の雀鬼会ショック
馬場裕一が奔走し夢見た女子プロの隆盛
麻雀企画集団バビロン結成秘話
麻雀映像の歴史とMリーグが叶えた夢
染め手のススメ 馬場裕一の最新麻雀論
著者等紹介
馬場裕一[ババヒロカズ]
1959年5月1日東京生まれ。血液型O型。立教大学文学部日文科入学と同時に(当時)史上最年少で麻雀プロになる。東京六大学麻雀リーグ戦では立教大キャプテンとして出場。1999年、有限会社バビロンを設立。2010年「近代麻雀オールスター最強戦」で、錚々たるメンバーの中で初優勝を果たした。バビィの愛称で親しまれ、著書は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絶対に許
1
「麻雀プロ」そのものの歴史から映像対局の発足、Mリーグ創設に至るまで……断片的で情報が散逸している麻雀界の歴史について一冊にまとめあげられている稀有な本。読んでいて本当に面白かった。文中に見覚えのある名前がいくつも出てきて、いまプロとして活動している人たちはただ元から存在していた「プロ雀士」という立場に甘んじているわけではなく、ほかでもないその人たち自身が「プロ雀士」という職業の成立のために貢献してきた歴史の体現者なのだな、と(若輩者、昔の麻雀界を知らない人間として)思えた。2023/03/22
七六式
0
店頭で見かけたとき、これこそ読みたかった本だと思って買いました。麻雀関連の本は戦術書か個人のエッセイをよく見かけますが、本書は阿佐田哲也から麻雀プロ・団体・タイトルや戦術など五、六〇年ほどの通史を総合的に概観した稀な本だと思います。例えば囲碁や将棋のプロに数百年の歴史があるのに対して今日見られるような麻雀プロの世界は六〇年弱という若い競技であり、上に挙げた全てがまだ大きな振れ幅で変化する余地があるとわかる一冊です。
pudonsha
0
麻雀業界で起きた事件や歴史を概観できる。2023/12/21
しいたーけ
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活字の近代麻雀を本屋で探す時、すごいワクワクしてました。今の観る麻雀になるまでの歴史がすごい。2023/01/31