出版社内容情報
「街にも仲間にも、手出しさせるわけないでしょう」最強水魔法使いの気ままな冒険譚、友情の第2巻!
内容説明
ルンの街を訪れたことで、涼の日常は秘境暮らしから一転。相棒アベルのパーティ『赤き剣』や同室の新人達と共に冒険者ギルドの依頼をこなしたり、剣豪エルフと剣の手合わせをしたり―と、全く違う世界がそこにはあった!だが、ダンジョンから魔物が溢れ出す「大海嘯」が発生し、街が未曾有の危機に。調査へ赴いたアベル達も最下層に強制転移され、覚醒前の魔王ともいわれる魔王子により、絶体絶命に陥ってしまう。隣国ハンダルー諸国連合からの干渉や、天敵・爆炎の魔法使いとの対峙…大切な仲間達へ次々襲いかかる危機を前に、涼がついに本気出力へ!?「街も仲間も、手出しはさせませんよ?」最強水魔法使いの気ままな冒険譚・第2弾!
著者等紹介
久宝忠[クボウタダシ]
早稲田大学第一文学部を卒業後、外資系コンサル、学校の先生、社長さん(現職)と、少し変わったキャリアを積み重ねてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
30
この巻も600ページ近い。冒険者となり初心者冒険者用の宿舎に泊まり普通ならダンジョンに潜るのだが、本人は金に困ってないので街の中で勝手気ままな生活をする。錬金術の知識を詰め込むために本を買い、さらに図書館にも行って様々な本を読んで行く。だが同室の冒険者達は普通にダンジョンに潜り討伐をしながら日銭を稼ぐのだが、ダンジョンに異常性が見えたのでギルドに報告したら大海嘯が発生していると冒険者達が招集される。そんな時に主人公は図書館で読書をしていて招集には気付かず。本を堪能していたら事件は終わっていた。2022/02/23
鯵
22
続巻★ルンの街で冒険者になり生活を始めた主人公・涼。ダンジョンの大海嘯~3つ目の依頼・ニルスの故郷の村での活躍あたりまで★Webからエピソード加筆がある上、書籍版のみの外伝『火属性の魔法使い』の続きもあって盛り盛り♪ページも多い(次巻以降はWebとは内容が変わる?)今回は絶体絶命のアベル達ダンジョン調査団一行をチート全開で救う大活躍。リョウのありえない能力も徐々にバレてきて面白くなってきた。主人公がマイペースで穏やかで人の良い感じが好印象だったけど、実はコイツ我が儘で自分勝手?と好感度が急降下してきている2021/06/21
すがはら
19
リョウは不老の身体になって秘境で20年も修行したんだから、もう仙人級ってことなのですね。悪魔やらエルフやらが本気で攻撃してきても負けないとか、もう人間じゃないし。どこまでもマイペースに、何の為でもなく純粋に技を磨くことに全てを掛けている主人公が良い。自分はまた秘境に帰る気だから、地位を上げると将来に有利なかコネを作るとか全く考えてないし、友達付き合いも研究と鍛練への関心が勝ってるし。こんな感じの人がその道で一流になれる人なんだろうなぁ。この先、リョウが何に巻き込まれて行くのか興味があります。2021/07/10
うえはらちから
9
★★★★。Kindle Unlimited。この物語の本質はリョウとアベルの漫才。それと作者のつっこみ。もちろん内容も面白いが、会話をたのしむ小説とみた。こういう会話ができる人間になりたい。仲間を傷つけられてガチギレするリョウがかっこいい。第二に主人公の爆炎に魔法使いとの決着はつくのか。挿絵のセーラとオスカーのイメージが自分のと違ってしまって違和感。これは自分の想像力のなさだな。2025/01/18
klu
9
まだ行き先がみえてこないね2024/01/14
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