出版社内容情報
最強水魔法使いの気ままな冒険譚、開幕!最強水魔法使いの気ままな冒険譚!
内容説明
「“水よ来たれ!”」異世界に転生した青年・涼は初めての魔法を唱える。コップ1杯の水で始まるスローライフ―それは常に死と隣り合わせの戦闘が起きる日常だった!?おまけに隔絶されたロンド亜大陸で人間は彼1人。成り行き任せの生活に不都合はないものの、首なし騎士との剣戟、アサシンホークの襲撃、ドラゴンとの邂逅と慌ただしい。持ち前の呑気さか、隠しスキル「不老」のおかげか、気づけば20年が経過。いつしか人類最高峰の魔法使いに到達!やがて、天才剣士アベルとの出会いが、涼を歴史の表舞台へと引き上げていくのだった…。“考えても無駄なことなら考えない”―マイペースすぎる最強水魔法使いの気ままな冒険譚、開幕!
著者等紹介
久宝忠[クボタダシ]
早稲田大学第一文学部を卒業後、外資系コンサル、学校の先生、社長さん(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
37
サクサク話は進まない。そして、、なかなか読み終わらないなと思ったら、600ページ近くなかなかのボリューム。本人が人と関わりたく無いと言ったせいで陸の孤島のような森の中に転生され。前半はその場の安全地帯で魔法がコップ一杯の水しか出せず徐々に魔法を強くしていき。氷の槍を出せるようになって狩に出てとかなり地味な展開だがスローライフだもんな仕方ない。そして精霊王と呼ばれる見た目デュラハンと剣の修行をしてたら20年も経っていた。そんな彼の前に難破した船の残骸と3人の打ち上げられた人。その内2人は死亡しており最後の2022/02/23
ひぬ
32
【電子】異世界に転生した青年・涼のスローライフ(詐欺)から始まる冒険譚。全体的には面白くないわけはないのですが、少々無味無臭な感じ。試行錯誤しながら水の魔法を科学からの観点で編み出して分解していく過程は面白かったです。それにしても毎度思いますが、日本人転生者の醤油とか米に対する情熱ってなんなんですかね。美味しいけどさ…普通の二十歳(目前)がこんなにサバイバル属性が良いのもちょっと気になったり。でも途中から関わってくるアベルとのコンビは良かったです。ちょっと抜けた感じの涼に対してのアベルのノリが好きでした。2024/08/20
すがはら
23
スローライフって何だっけ?となる前半部分。既存の魔法を習う機会がないからこそ常識に捕らわれない技が編む出されるのですね。地道な錬成を続ける主人公。こつこつ積み重ねるトレーニングで何か習得した体験のない人はダメだねって話は、以前の職場の先輩がよく言ってたなーと思い出しました。柔軟体操ですら1年経っても笑っちゃう位に進歩がないと先生に言われた私には遠い世界。脳筋の強みが良い形で現れたお話です。2021/07/04
彩灯尋
18
水属性の魔法使い。スローライフのせいでどれだけ強いのかがわからなかったが、人と関わっていくことで強すぎなことが判明していくのが面白かったな。アベルへのあたりの強さというか主人公のよくわからない性格の悪さ?変なノリ?へのモヤりはあるが、ストーリーとイラストは好き。2024/01/22
スプリント
14
展開はゆっくりですが、主人公の性質や世界観を理解するにはちょうどよいテンポか。 人界に向けて出発するところまで。 2023/11/06