出版社内容情報
シリーズ累計350万部突破!(電子書籍を含む)ビブリア・ファンタジー最新刊!
内容説明
貴族院からエーレンフェストに帰還したローゼマイン達を待ち受けていたのは、領主一族の分断だった。冬の粛清で天下となったライゼガング系貴族の意向により、それぞれの不信感が募っていく。それでも歩みを止めないローゼマインの日々は少しずつ変化を生む。春を寿ぐ宴、久し振りの神殿見学会に下町の商人達との会合、御加護の再取得、次代の神殿長育成、そして閉ざされた国境門で知らされる壮大な物語。領主一族へ―歴史と派閥の壁を乗り越えろ!「向上心とやる気のある若手を集め、エーレンフェストの世代交代を全力で進めましょう!」『このライトノベルがすごい!2021』女性部門ランキング第1位。単行本・ノベルズ部門第2位。ビブリア・ファンタジー最新刊!書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
226
『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいません~』完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/12013151?sort=book_count&order=desc 今回は、27冊目、第五部Ⅳ巻、全体の3/4まで来ました。今巻は、領主一族の分断&世代交代の巻でした。 続いて第五部Ⅴ巻へ。 https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=153598123 2024/05/24
すがはら
127
こじれるヴィルフリートと周囲の関係。何かやるせないな。悪い奴じゃないはずなのに。後書きを読んでランプレヒトの今後も心配になりました。どうなっちゃうんでしょうか。フェルディナンド様が足りないと思っていたので、しゃべる兎人形に録音されたフェルディナンドのお小言音声が、あたふたするローゼマインを落ち着かせる場面に嬉しくなりました。領主と側近の資質の問題とか色々とハッとする気付きもあって、相変わらず細かい点までよく考察してるなと関心しました。2021/01/09
美紀ちゃん
110
ブリュンヒルデがめちゃめちゃかっこいい。「私はアウブの寵を得るためでなく、エーレンフェストを支える一員として、自分の能力を最大限に活かすために第二夫人の役職を希望します!」 アレクシス目線のエピローグ、こんな立派な騎士がついているならダメダメなヴィルフリートも心配ないと思った。 フェルディナンド様が好きすぎて、フェルディナンド様の出番が無いの辛み2021/01/11
☆よいこ
77
第五部④貴族院から帰還したローゼマイン。領主一族の分断と、各派閥の勢力争い。人手不足なのに落ち着かないジルヴェスター。ローゼマインの側近ヴリュンヒルデが思い切った提案をする。フェルディナンド様出番なしなのに、声だけでいい仕事する。クラリッサの大暴走。▽派閥の駆け引きとかちょっと退屈、キャラ多すぎて大変。書き下ろし短編ふたつ[反省と羨望]シャルロッテ視点から、ローゼマインの心配[西門での攻防]クラリッサ来襲の詳細。ダームエル優秀。いいお嫁さん募集中▽ローゼマインだいぶ成長してきた感。ハルトムートは聖女崇拝笑
はなりん
73
粛清終了後の領地に戻って。想像以上にギスギスした状態で、モヤモヤする。ヴィルフリートの周辺のきな臭さや本人の資質も、何だかなぁって感じ。そんな中、ブリュンヒルデの凛とした姿や将来にわたってのロゼマさんへの忠誠心が格好いい!シャルロッテもホントにいい子!女子達は格好いいね!プロローグのランプレヒト母子とエピローグのギーベキルンベルガ父子の会話がヴィルフリート陣営の立て直しの光明となるか・・・。アレクシスは初キャラデザだけど、ちょっとイメージと違った(笑)。もう少しシュッとした感じを想像してた!2020/12/12