内容説明
認知症になると何もわからなくなる。認知症になると本人も家族も不幸になる。それは誤りです。認知症の人の心に、私たちと少し異なる世界が広がっているに過ぎません。本書を読めば、目からウロコが落ちて認知症の人への目線や接し方が変わります。全国で導入されている認知症対策メソッドを開発した介護のプロが教えるケアの極意!
目次
第1章 認知症の世界を覗いてみよう(「何度も同じことを聞く」―短期記憶の低下;「どこにいるのかがわからない」―時間と場所の見当識障害;「この人、誰かしら」―人の見当識障害;「帰り道がわからない」―見当識障害と空間認識障害;「『あなたが財布を盗んだの?』と言う」―物盗られ妄想 ほか)
第2章 認知症の「?」をひも解く事件簿―心の中を推理するコツ(深夜に老人ホーム内を歩き回る理由は?;「のどが渇いた」と言いながらハサミを探す理由は?;丁寧なケアをしても介護拒否が治まらないのはなぜ?;元気だった人が突然、今いる場所がわからなくなった理由は?;夜になると現れる幽霊の正体は? ほか)
著者等紹介
川畑智[カワバタサトシ]
理学療法士。株式会社Re学代表。熊本県を拠点に、病院や施設における認知症予防や認知症ケアの実践に取り組むとともに、認知症予防プログラムの開発責任者を務めるなど、国内外の地域福祉政策にたずさわる。年間200回を超える講演活動を行い、介護予防に関する普及啓発活動にも力を入れている。平成29年には認知症の人とその家族を支える新しい資格制度「ブレインマネージャー」を創設
浅田アーサー[アサダアーサー]
2013年に『血統BOUT』で白泉社ヤングアニマルの新人賞に入賞し商業誌デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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