出版社内容情報
古典文学とその研究方法の諸観点ついて、講演録とエッセイから幅広く提示する。初学者を主対象に講じ、また論じたもので、内容等も過度に専門的であることを避け、わかりやすく解説した一冊。
内容説明
古典文学とその研究方法の諸観点について、講演録とエッセイを通してわかりやすく解説することで、初学者の研究力と鑑賞力を養う。
目次
1 講演編(「左右の」大臣考―テクストの向き合い方―;破壊者としてのかぐや姫・桐壺更衣・光源氏;在と不在―研究の“芽”の見つけ方―)
2 断想編(災害と文学と教育と;○○○○は二度裏切る;卑怯な女三宮;ヒキョーな夕顔;「卑怯な女三宮」ふたたび;『光源氏物語抄』の分からなさ;マメタロウノ恋ノウタ ほか)
著者等紹介
中井賢一[ナカイケンイチ]
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。ノートルダム清心女子大学教授。宇部工業高等専門学校准教授、熊本県立大学准教授・教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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