出版社内容情報
コロナ・パンデミックを経た今、生まれ変わろうとしている公民館・コミュニティ施設がある。公民館等の施設で働く職員が、市民や地域と関わる中で抱く問いを出発点に、公民館の歴史、理論、実践、政策に触れながら、22のトピックから公民館・コミュニティ施設づくりの原則と指針を提起する。
目次
第1部 ポストコロナ時代の地域と公民館(公民館の運営にあたって、対象となる地域をどうとらえればよいですか?;学校、企業、市民活動団体との連携をどう築いていけばよいですか? ほか)
第2部 ポストコロナ時代の公民館経営(公民館における館長固有の役割とは何ですか?;住民や利用者の声にどう向き合えばよいですか? ほか)
第3部 ポストコロナ時代の事業のゆくえ(参加者が楽しむことと学ぶことをどうつなげばよいですか?;公民館が生活・地域課題を扱うことと、自治体施策の推進啓発は、何が違うのですか? ほか)
第4部 ポストコロナ時代の職員像(公民館の可能性や仕事の特徴は、どのように見いだすことができますか?;任用形態やキャリアの異なる職員が公民館職員として育つために、どのような支援が重要ですか? ほか)