出版社内容情報
本書は、JAcom・農業協同組合新聞のコラム「地方の眼力」に掲載された48編からなる第7弾で、農業・農家・農村・農協といういわゆる「農ある世界」を巡る状況についてのウィークリー・クロニクルである。
内容説明
JAcom&農業協同組合新聞の「地方の眼力」に2023年度に掲載された48編による第7弾。能登半島地震に能登豪雨。遅々として進まぬ復旧・復興は、「地方」と「農ある世界」を軽んじるこの国の姿勢を象徴する。それを糺すべく、今日的課題を俎上にあげ、解決の糸口を提示する漫筆集。
目次
樹々は万人、開発は蛮人
「チャットGPT」はチョットだけよ
焦らず挫けず民主主義
一票の重さを思い知るとき
明石市が証した政治の不作為
飢えるカムJAPAN!
「法の見直し」と「国の責務」
女性地方議員は地方の希望
世を襲う政治家たち
諦めません勝つまでは
堂々とブリンケンの後塵を拝せよ
政府の危機感は離島の危機
冥土 in JAPAN
農ある世界でセカンドキャリアを
平和的国防産業の時給は10円
軽薄メディアと忍び寄る戦火
子どもを愛し、能力を高める
地方はつけ込まれるな
汚染水は汚染し続ける
愚策インボイス制度を許さない〔ほか〕
著者等紹介
小松泰信[コマツヤスノブ]
1953年長崎県生まれ。鳥取大学農学部卒、京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(農学)。(社)長野県農協地域開発機構研究員、石川県農業短期大学助手・講師・助教授、岡山大学農学部助教授・教授、同大学大学院環境生命科学研究科教授を経て、2019年3月定年退職。同年4月より(一社)長野県農協地域開発機構研究所長。岡山大学名誉教授。専門は農業協同組合論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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