出版社内容情報
「メジュゴリエの聖母マリア出現」論争からキリスト教(カトリック)の信仰を考察。『他国防衛ミッション』(2019年)に続き、ポスト紛争国ボスニア・ヘルツェゴヴィナから平和と戦争の課題を読み解く第二作。
内容説明
出現の丘へ、ゆるされる者たちの地へ、魂の旅にでかけよう。なにかが変わる、なにかが生まれるこの一冊。ユーゴスラヴィア連邦崩壊の中で凄絶な民族紛争が勃発する以前。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの小さな村で、丘に白く輝く聖母マリアの姿を若者たちが見た。「神の平和のうちに、いきなさい」聖母は今もその地からメッセージを送り続けているという。申し立てられた超自然現象は真実か、否か。公認をめぐり、ローマ教皇庁を巻き込む一大論争が引き起こされていった。
目次
1章 断絶の地で(旧市街の宿に泊まる;世界遺産の橋を渡る ほか)
2章 聖母の出現(救い主の母マリアを慕う;ルルドで、ファティマで ほか)
3章 「平和の女王」と民族紛争(内戦中の聖母のメッセージ;神父の静思録 ほか)
4章 「聖地メジュゴリエ」論争(メジュゴリエをめぐる問題点;教区司教VSフランシスコ会 ほか)
著者等紹介
晏生莉衣[アンジョウマリイ]
アメリカン大学国際関係大学院修士課程修了、コロンビア大学教育大学院博士課程修了、教育学博士。国際協力専門家として世界各地で研究や支援活動に従事。平和を思索する執筆にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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