出版社内容情報
『 日本の公共交通の危機をどう救うのか? その解法を提案します! 』
● 地方の自治体におけるリアルな社会課題との向き合い方とは?
● それら解決サービスを、どのように社会実装させるのか?
実際の過程&行程を、具体的、かつ、くわしく紹介します。
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本書は、とくに地方で深刻化する「地域交通」を中心として取り上げます。
なぜならば、10 年後、20年後、日本中で深刻化している共通の課題だと予想されているからです。
ここでとりあげるのは、高齢化などの課題先進エリアである朝日町の事例です。
これらの解決事例の紹介を通じて、将来の日本の地域社会として成立させるため、そして日本明るい未来を描くためのヒントを提供する一冊といえます。
以下のような皆さんに最適な内容構成になっています!
・地域を支えている、地方自治体職員や議員の方
・青年会議所、商工会議所、自治会、町内会などの地域団体、「自動車・バス・鉄道・タクシーなど」の交通事業者の方
・地方創生ビジネスを軌道に乗せたい方
・社会課題をテーマにした新規サービス開発を目指す方
・大企業の新規事業開発の担当者
・大企業でイノベーションを起こしたい方
・地方や日本の未来を担っていく学生の皆さん
・地方や日本の未来に関心のある すべての方
内容説明
公共交通「ノッカル(MaaS)」が、消滅可能性都市を蘇らせたのは、なぜか?
目次
第1章 なぜ、住みたい町が消滅してしまうのか?
第2章 地域の暮らしは、どこから弱り始めるのか?
第3章 マイカー公共交通「ノッカル」は、何を変えたのか?
第4章 地域交通、MaaS、行政DXがハマる、お決まりの落とし穴とは?
第5章 『地域創生MaaS』マニュアル“まだまだ構想編”
第6章 『地域創生MaaS』マニュアル“いよいよ実装編”
第7章 朝日町モデルで目指していることは「日本再生」!
巻末特集 ノッカルあさひまち 関連資料
著者等紹介
畠山洋平[ハタケヤマヨウヘイ]
奈良県生駒市出身。博報堂MDコンサルティング局局長代理。「生活者主導社会を導く社会課題解決プロジェクト」ビジネスプロデュースチームリーダー。奈良県立奈良高等学校同志社大学経済学部卒業。2003年博報堂入社。営業職で自動車メーカーを9年携わった後に、従業員組合の委員長として会社運営に従事。その後、大手通信会社営業担当を経て2016年人事局に異動。人事制度設計等を担当し、2019年より、本プロジェクトを立ち上げる。現在は、富山県朝日町の空き家を購入し、東京都と富山県朝日町の二拠点生活。富山県朝日町次世代パブリックマジメントアドバイザー。富山県地域交通戦略有識者委員
堀内悠[ホリウチユウ]
京都府京都市出身。博報堂DXソリューションデザイン局局長代理。「生活者主導社会を導く社会課題解決プロジェクト」プラニング/開発チームリーダー。京都大学工学部地球工学科卒業、同大学院社会基盤工学専攻修了。2006年博報堂入社。入社以来、マーケティングプラナーとして、自動車、通信、テクノロジー、消費財、エンタメなど、多様な領域のマーケティング戦略立案やコミュニケーション開発を担当。近年は、メディアDXソリューションの開発、コンテンツマーケティング手法の開発、社会課題解決を目指すサービス開発など、マーケティングプラナーと広告会社の枠を拡張する業務に邁進する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。