出版社内容情報
茶道に関する点前や茶道具名品の芸術性また茶と禅との精神論に関する著作は多く存在するが、本書では、これまでほとんど手付かずの茶道具の素材について、筆者が専門とする材料科学の知識を用いて解説・紹介する。
内容説明
茶道具は、日常のあらゆる素材を使って合理的につくられている。本書では茶道具の素材について材料科学の知識を用いてわかりやすく解説、紹介する。
目次
第1章 茶室における茶道具の世界を愛でる(茶室への誘い;茶道具の四季;茶道具の名品;歴史的日中貿易と唐物茶道具;江戸時代以降の和物茶道具)
第2章 茶道具素材を科学する(物質の成り立ち;材料の分類と性質;セラッミクス材料;金属材料;高分子材料 ほか)
著者等紹介
岡崎正之[オカザキマサユキ]
1971年京都大学工学部卒業。2011年広島大学大学院医歯薬学総合研究科定年退職(名誉教授)。日本バイオマテリアル学会賞(2007年)、日本歯科理工学会賞(2010年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 銅鐸関係資料集成