出版社内容情報
認知症の鑑別診断のための受診は、当事者らにとって人生の岐路であり、医療機関の対応によりその後人生は大きく変わる。本書では多くの実態調査を通して構築したソーシャルワークの受診・受療援助モデルについて詳細に解説している。
内容説明
認知症の鑑別診断のための受診は、その後の人生に大きく影響する。本書では多くの実態調査に基づくソーシャルワークの受診・受療援助モデルについて解説。
目次
序章 本研究の背景と概要(認知症のある人の早期診断・早期対応の現状と課題;認知症のある人の早期発見・早期受診を目指した実証研究の概要 ほか)
第1部 医療機関での受診・受療に対する認知症のある人と家族の願い(医療機関での受診・受療における認知症のある人と家族の願いに関する文献的検討;医療機関での受診・受療における認知症のある人と家族の願いに関する検討)
第2部 医療機関の診療体制ならびに連携担当者の実践すべき援助業務に関する実態調査(地域包括支援センターの専門職からみた医療機関の連携担当者の実践すべき援助業務に関する実態調査;認知症疾患医療センターの連携担当者を対象とした鑑別診断前後の受診・受療援助の状況;認知症専門医のいる医療機関の連携担当者を対象とした医療機関の診療体制と受診・受療援助の実践状況 ほか)
終章 認知症が疑われる人に対する受診・受療援助の実践モデルの検討
著者等紹介
竹本与志人[タケモトヨシヒト]
2010年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程生活科学専攻修了。現在、岡山県立大学保健福祉学部教授。博士(生活科学)。日本学術会議連携会員。社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・専門社会調査士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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