出版社内容情報
大学広報および大学経営を取り巻く課題を文部科学省のデータおよび筆者が個人研究において行った全国大学調査データを引用しながら提示し、具体的な対応策について、他大学や企業へのヒアリング調査を踏まえつつ大学での実践例を示し解説している。
内容説明
NHKドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」で注目された大学広報。研究者兼広報責任者が事例とデータで現状と課題を解説。
目次
第1章 「大学広報」概論編(激化する大学間競争―「教職員全員」で広報活動私立中堅大学の挑戦;「大学広報3・0」時代に突入―組織力を向上させる「経営機能としての広報」 ほか)
第2章 広報実践事例編(全学体制で挑む!志願者増―独自の教育プログラムは強力な広報コンテンツ;メディア関係者を呼び込むには―新キャンパス開設が転機に 「直接広報」を拡大 ほか)
第3章 広報課題分析編(インプットとアウトプットの場―学会で「能力開発」を 実務を見直すヒントに;広がる社会人大学院―実務が研究テーマ 求められる高度化と専門性 ほか)
第4章 戦略広報編(プレスリリースは身近なオウンドメディア―認知獲得とブランド理解 オウンドメディアの統合へ;ブランディングかコミュニケーション戦略か―業界内でのポジション理解 自校の使命に沿った広報を ほか)
第5章 広報トピック編―その時、広報はどう動いたか(授業延期や遠隔授業の導入―コロナ禍で問われる経営力 求められる大学広報は?;職員も発信する時代に、大学広報がドラマに!?―SNSの登場で変わる発信 大学職員もメジャー化へ ほか)
著者等紹介
谷ノ内識[タニノウチサトシ]
学校法人追手門学院理事長室広報課課長、同志社大学嘱託講師。1977年愛媛県伊予市生まれ。1999年NHK入局、記者。2006年から追手門学院専任職員。2015年から広報課長。2018年同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了、博士(政策科学)。専門は広報・PR論、ブランド論、経営組織論。日本広報学会理事、一般社団法人国際CCO交流研究所理事、兵庫県三木市広報アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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